スキナー・・・じゃないのかな。Elk Ridge EP-002 ナイフ(2021年4月)
スキナーナイフはビクトリノックスの皮はぎを1つ持ってるんですけど、長いので、山で携帯するにはちょっと不便。クマやイノシシがいなさそうなところでは大きいナイフもあまり持って行かないので。
で、いろいろスキナーナイフを探していたのですが、誰も使ってなさそうなのにしてみようと思って買ってみたのが、これ。
Elk Ridge EP-002
レビューを見ると鹿の皮をはぐのに使っている人もいるようなんで買ってみようかと。
日本のアマゾンだとサバイバル用、観賞用みたいに売られてました。
以下、適当に写真を貼りつつ、重さとかコメント書きます。
裏側から見た状態。
EP-002
440C STAINLESS
CUSTOM DESIGN
Handforged in China
と書いてあります。handforge、手鍛造らしいです。
素材は440Cとのこと。
皮をむくときに先端が丸くなっていると皮を突き破らずに剥けます。
先端がとがってるスキナーもありますが、皮を綺麗にのこそうと思わなければあまり関係ないかも。
全長169mm(くらい)、刃の部分の長さ53mm(くらい。曲がってる刃なので直線で水平方向に計測)。
短いのでナイフとして持ちにくいかというと、ハンドル+刃の手間の窪みまで持つ感じで持つので、フツーな感じ。すごく持ちやすいとは言えないが、ハンドルの厚みもほどほどにあり、窪みに指をかけられるので皮をむくのに力は入りやすく、滑るのは防げそうな感じ。刃の付け根に親指をあてて、斜め横方向に力を入れて使う時も大丈夫そう(うまく説明できない)。
刃の方から見た写真。両刃です。
ハンドル(持ち手)部分の厚みは(上の写真の状態で見た時に)一番厚いところで15.1mmくらい。同じくハンドルの刃の方(写真手前)から刃の背の方向(写真奥)までの幅は一番幅が広いところで25.3mmくらい。
刃の背側から見た写真。腱を切るのに…使えるのかな。ギザギザあります。
サバイバル用として売っていたので、マグネシウム合金の棒を擦る時に使うのかも。
刃の厚さはハンドルと刃の付け根あたりが3.35mm、先に近い方のギザギザのあたりで3.32mmほど(デジタルノギスのテキトー計測)。フルタング構造です。
先端の背側はとがって無くて平たくなっていて、皮をはいでても破らないはず。
皮をはぐときは家庭用包丁みたいに比較的刃が薄い方(ビクトリノックスのスキナーみたいに)が個人的には使いやすいけど、刃の横方向に向けて力をかける時もあるので、厚みがあった方が曲がらなくていいのかな。まあ使ってみない事にはなんとも・・。
Elk Ridgeのナイフを買うとついてくる鹿のトロフィー的ヒモ止め。当方は少しでも軽くするために外してしまいます。
このナイフの唯一気になるのがこの穴が開いてるところの鹿の飾り。
血とか肉とかゴミとかつまりそうだけど、どうなんだろう。
多少の軽量化には役立ってるはず。
鹿の飾り。折れるくらい細いと嫌だな・・・折れたら指通せるかなとか考えてたら結構がっちりと刃の厚みと同じ厚みで掘られている。
穴の飾りを除いた円の端から端は15.1mmくらい。
他のナイフとの比較1。(勢いで買った)ガッティングナイフとの比較。この2本とモーラナイフとかをセットで使う想定(1本にしろ)。
ハンドルは落としても見やすいオレンジ色、ざらざらで滑りにくくなっており、グラスファイバーを樹脂で固めたG10という素材らしいです。
ガッティングナイフのシースとの比較。全長が短いので短め。当方には皮っぽく見える(牛のヌメ革?)。
モーラナイフ(コンパニオン、ステンレス、だったと思う)との比較。
重さはモーラナイフの方が軽くて実測で83.8g、ER-002は実測119.7g。タニタのデジタル秤で計測。
ビクトリノックスのスキナーとの比較。
モザイクは映り込みを消してるだけです。
持った感じはビクトリノックスの方が軽く感じる。長い時間作業する時はビクトリノックスの方が刃も長いし薄いしハンドルも持ちやすいしいいと思う。
ビクトリノックスは骨スキ丸も持っている。もちろんまだ出番はない。
追記:
この後、念入りに研いだところ、普通に切れますね。予備の小型ナイフとしてもいいかも。