とあるハンターの外部記憶

かりびと見習い。釣り人的な。

銃のお掃除と掃除道具

Aliexpressで送料込み9.26USドルで買った
「CS Force Rifle Gun Cleaning Kit for 12 Gauge Shotguns Military Hunting Rod Brush Sets 」
という掃除用具がアルミ製の棒の長さが短かかったり、先端にウエス(ボロ布)が付けられなかったりと使い勝手がいまいちだったので、今度はebay経由でイギリスのアウトドアショップらしき「J S Ramsbottom 」というところから別のを買ってみたら、使い勝手が悪くないのでそのまま使っています。

イギリスのEU離脱宣言以降、英ポンド(GBP)が対円でも下がっているため、少し安く買えてるのかなと思います。

Shotgun Barrel WOOD CLEANING KIT 12g 12 Gauge Bore Rods Brushes Pull Through Mop

 という名前でした。
お値段は送料込み 14.48 GBP(クレカの日本円での請求では 2171円)。




Guntuffというロゴがあります。




ケースは100円ショップで売ってる品質以下程度の簡易的なものですが、特に問題ありません。


木の棒に見えるものは、芯はわかりませんが、外側は木製で橋の金色は真鍮でネジになっています。重そうに見えますが、非常に軽いです。

先端になる棒は金属部分の横に穴が開いていて、細く切ったウエスを通して、銃身の中を掃除できます。
私の銃の銃身の長さを考えて長すぎず身近過ぎずで買っているので、上下二連銃の26インチの銃身で機関部側から銃口までウエスを付けた棒を通すとちゃんと頭が出るように掃除できます(銃口側から煤などが転げ落ちてくる)。

12番用の銃身だと木の棒の柄の部分まで銃口に入っても引っかからずに銃口側から取り出すことも可能です。

今のところ、射撃場でスキート用の9号装弾を撃った後に、WD-40というホームセンターなどで売っているスプレー式のオイルを銃身内部にブワーッっと吹き付けて、前述のように棒の先端につけたウエスで何度か擦るだけで、煤などが綺麗に取れています(そのように見えます)。

附属ブラシは棒の部分がアルミで真鍮?っぽいトルネードブラシとフワフワのブラシと銅たわしっぽいブラシの3つがセットです。

ネジのサイズは「thread 10-32」というもので、これでebayで探して、別の替えブラシを買ってみましたが、うまくとりつけ出来ました。

他には掃除としては、手から付いた汗で銃身の鉄部分が錆びそうなので、必ず外側もWD-40を吹き付けて、薄く残る程度に手の油分を一緒にふき取っています(油で油分を溶かす感じ)。

機関部の方は機関部内部に撃針などの隙間から粘性が低いスプレーオイルが入ると機関部内部にゴミが貯まりそうなので、 機関部側と引き金、用心金部分はウエスにスプレーオイルを吹き付けて、煤や汗をゴシゴシしています。

エス(シーツウエスの方が個人的には使いやすい)は、モノタロウとかで5kgで2000円とかで売っています。5kgは相当に使いでがある量ですが、1kgだとちょっと少ない感じです。
銃身内部を掃除する場合は、このウエスを10cm幅くらいで切って、棒の先端に通して内部を掃除しています。

銃身側のリブ(照星などが載ってる部分)の穴にたまったオイルも拭きとるようにしています。
ちなみに、中古で買った時に一番最初は、このリブの隙間部分や彫刻部分に汚れがたまっていたので、最初にクレ556を垂らす感じで軽くつけて、使い終わった歯ブラシと爪楊枝とウエスで手垢や汚れを取りました。

こうやって掃除の時にスプレー式オイルを使ってみると、クレ556の方がWD-40より銃身内部等の煤の汚れは簡単に落ちる感じです。
油分が残るのはWD-40の方が優れている感じです。
今は手持ちのクレ556が無くなったのでWD-40だけ使っていますが、クレ556で掃除して、WD-40を吹き付けて油を馴染ませておくのがいいかもと考えているところです。

さらに、機関部と銃身の可動部が擦れる部分に綿棒でAZ(エーゼット)の「万能グリース」をうす~く(薄く、でないとゴミが余計につきますし、ベタベタになりますし、手が汚れます)。
このグリースは自転車の整備用に使っているものですが、同じく「機械」だし、高温対応だし、ってことでそのまま流用しています。
忘れがちな銃口先端も拭くと意外に煤で真っ黒です。

私の場合、掃除は射撃場から家に帰ってきてから床に新聞紙を引いて、ウエスとスプレーオイルとグリース、綿棒、掃除用の棒を用意して掃除してる感じです。
中古なので機械的不具合やゆがみ等が無いかとかもチェックしながらという感じです。
新品の銃だともう少し雑にやってもいいと思います。

ベテランの方々は車に掃除道具を積んで、射撃後に射撃場でスプレーオイルを吹き付けて、掃除棒を使って掃除している方も結構いらっしゃいます。