とあるハンターの外部記憶

かりびと見習い。釣り人的な。

銃刀法に基づく臨時の立ち入り検査があった(2023年5月末)

2023年5月25日に発生した長野県中野市でのナイフ及び猟銃を使用して計4名(死因によるとナイフで3名、猟銃で1名)を殺害するという凶悪事件発生に関連して、当方の家にも銃刀法に基づく警察官による臨時の立ち入り検査があった。

 

当然ながら、きちんと銃も弾も管理しており問題はなかったが、検査は念入りであった(他の人への検査もあると思うので、詳細略)。

 

さらに、いつもの立ち入り検査のように同居家族への所持を容認するかの確認と、立ち入り検査後すぐに近隣のお宅への聴取も始まったが、これまた、いつもよりかなり念入り(詳細略)。

 

ご近所さんの方々には、お忙しいところを抜き打ち訪問で大変申し訳なく、後日、改めてご挨拶に伺いました。

 

この検査の後に当方の所持銃の更新のため、別途、警察署に書類を出しに行った時も、普段より念入りに面接があり、省略できる書類も市町村発行の身分証明書含めて一切なく、初めて所持した時みたいに仕事のことや年収、借金を含めて念入りに聞かれました。

 

余談としては、銃砲店への調査も入っているようで、お世話になっている銃砲店の社長も警察署に呼び出しされてるようでした。

モノがモノだけに多方面への影響がかなり大きい。

 

というわけで、初めての臨時立ち入り検査のお話でした。

 

今回の話は書こうかどうかちょっと考えたのですが、長野の事件に関するニュース記事には誤認等が多々あり、警察が正規に許可を受けている銃砲所持者を把握してないと思われてたり、検査などをしてないのではないかという感じの話も見かけたので、少なくともうちの所轄警察署の管内に関してはガッチリと検査されてますし、仕事してますよ、ということを一言書いた方がいいかなと思って書きました。

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※注意:

この事件に関連しての詐欺もありうるかもしれませんので、注意喚起。

銃砲での自宅訪問や近隣の聞き込みの訪問時も、警察官は必ず警察手帳を携帯しており、警察の記章と写真のページなどを開いて見せ、所属の警察署名と名前を名乗ります。

所持者の家に普段と違う担当者が来ることはまずないけど、家族が応対することもあり得えますし、特に高齢のご家族やお子さんがいる場合は念のため注意してください。

銃砲の検査で警察官だと言ってるのに警察手帳を見せない人は、警察官を名乗る詐欺なので、警察官と聞いても驚いてドアを開けずに、可能ならそのままドアを開けずに、またはチェーンをかけたままなどで少しだけ開いたり、ドアホンのカメラがあるならカメラ越しで話し、少しでもおかしいと思ったら即座に110番してください。

訪問する警察官の服装は訪問先に配慮して警察官の制服でないこともありますが、きちんとした格好をしています。

まして、所持者でもない人の家に今回の件を理由に「検査する」などと無理やり入ろうとしたり、脅したりとかは絶対ないです。

 

さらに、猟銃所持者本人以外の家族・親族・友人・知人等や近所の人に聞き込みする場合に、何かを強制することは一切ありません、任意です。

用事などで忙しければ断って大丈夫です。

実際、近隣の聞き込みの時も留守の場合は日を改めて訪問や連絡等してます。

 

まして、通帳やハンコを見せろとか振り込めとか、何か通帳やカードを見せろ、交換するとか、家を調べさせろ等と言ってきたら100%詐欺なので、近隣の親戚のところに置いてある通帳やカードを取りに行くとかなんとか適当に言って、外に逃げて110番してください。

 

当方の場合は、家族にも上記のような注意をしており、当方がいないときに事前の連絡なく来た場合はドアを開けずに応対するように言っています。家族も担当者の顔は把握していますが、念のため。