とあるハンターの外部記憶

かりびと見習い。釣り人的な。

銃砲刀剣類の一斉検査終了(2018年4月)

無事、銃刀刀剣類の一斉検査終了。
3月に行われる地域もあるようですが、私が住んでいる場所は毎年4月のようです。

朝一番は混むっぽいので、2時間ほどずらしていきました。
会場に入った時点では検査を受ける人は、私ともう3人くらいでしたが、その後にも数人来てました。
空いてるタイミングだったようです。

会場には普段、銃砲の手続きで顔を合わせる警察署の担当の方やお手伝いらしき警察官と思われる方々、および猟友会の役員の方がズラッとお部屋で待っております。
比較的和やかな雰囲気ではありますが、検査する物が物だけに2回目も緊張しました。

結局、どうやって持っていくか考えていた銃は2丁とも分解した状態で持っていきました。
警察署まで坂道なのでちょっと重かったです。帰りは家までずっと下りなので楽ですが。
※所持許可証を絶対に忘れずに、行く前に模擬弾を含めて脱砲の確認忘れずに)。

当方の地区での検査終了までの流れとしては、
検査会場に到着(元気よく挨拶)。

検査前に銃を組み立てる場所に銃を置く。

銃砲安全協会のお金を払う(任意です。2500円)。

銃の所持許可証などを見せつつ、猟友会の役員の方と警察の銃砲担当の方に銃砲検査の書類をチェックしてもらう。
(この時、猟友会の方から"「検査者記入欄」もわかる所は書いてもらえると嬉しい"とのことだったので、その場でテーブルを借りて記入。銃の種類とか銃番号とか所持許可証に記載されている内容です。)

 銃を組み立てて検査担当の警察官に渡す。
(※警察の方もすべての銃について銃番号の記載位置を把握しているわけではないので、あらかじめ自分で見ておいて、当日、現場で警察官が番号を探してる感じだったら「ここです」等と伝えると、混んでる時もすごくスムーズに終わります)

検査が終わったら銃を分解してバッグにしまう。

持参した書類を提出および見せながら、面接担当の警察官とお話(射撃頻度や今期は狩猟に行ったかどうか等聞かれ、狩猟については状況を答えつつ、射撃についてはスコアシートやレシートを見せつつ・・・「ああ、結構な回数は行ってるね」と言われました)。

所持許可証などを絶対に忘れないように、他人のと間違わないように内容をチェックして、銃と一緒に検査場から出る(元気よく挨拶)。

という感じです。
検査会場に入ってからの全行程で、待ち時間なしで10~15分くらいでしょうか。混んでると書類チェック、銃の組み立て場所が空くまで待つ、面接などで待つ等でもう少し時間がかかると思います。

必要な書類等は全て検査の通知に書いてあるので忘れないように持っていきましょう。

以下、都道府県により違いがあるかもしれませんので、参考程度にどうぞ。
当方の住んでいる場所での2018年の検査通知書に記載があった持ち物や書類ですが、

・検査を受ける銃砲等。
・その銃砲等の所持許可証(忘れたら即取り消しです・・・)
認印(既に押していったので使わなかったですが、書き損じや書き直しがあると使うかも)。
・検査通知書(郵送で送られてきました)。
・受検票(郵送で送られてきました)。
・使用実績報告書(郵送で送られてきました)
・標的射撃で許可が下りている人は過去3年間の射撃実績の記録。
・狩猟用途で許可が下りている人は、直近の狩猟者登録証の写し。
・帳簿(実包等の購入状況及び保管実包数の疎明資料等・・・記録と保管が義務付けられているものですから、所持者ならご存知の通り)。
・銃砲や実包等の保管庫の設置場所の略図。
・銃砲や実包等の保管庫の設置場所のそれぞれの写真(L判サイズ、デジカメで撮影してコンビニでL判プリントしました)

これらをいずれも記入したり、印刷して持っていきました。
帳簿はパソコンでつけているので印刷するだけです。
私の場合は帳簿は印刷して出してますので、所持許可証と保管が義務付けられているレシートや領収書原本以外は基本的に担当の警察官の方に渡して来ます。

これに加えて念のため持って行ったのが、
・第一種銃猟の免状をコピーしたもの。(狩猟で所持許可を取っている人は、猟期が終わって記入が終わった後の)
・猟期の終わりに各都道府県に出す報告書のコピー。・無許可譲受票のコピー。

私は「狩猟」で銃の所持許可を取っているので、銃の検査を受けた後に、面接で狩猟に行ったかどうか聞かれました。

もちろん言葉でも説明しますが、狩猟に関して何を聞かれるのかよくわからなかったので、実際に猟期終了後に各都道府県に送った報告書のコピーも持って行き、もし何かを追加で聞かれてもすべてその場で回答が可能な状態で準備していきました(さらには、〇月x日何時にメッシュ番号のどの場所に行ったかとかまで聞かれてもOKな状態でした。猟場の記録のために写真も結構撮っているので、万一、写真や動画を求められても見せることも可能です。結局、必要書類以外は要求はされなかったのでカバンの中で出番なしです)。

ちなみに、基本的にはこれらを含めてあらゆる書類は届いた時点でスキャン、コピーするようにしています。これで書き損じや提出および説明要求があっても安心ですし、私は記憶力が悪くて、後で「何を提出したっけ??」となるので何かと便利です。

これに限らず、銃砲と狩猟、射撃関連の資料は領収書からレシートまで原本で残せるものは原本を、原本があってもすべてスキャンかコピーを取っておくと(自分も)便利です。