狩猟をしていて、ほーんのちょっとだけ銃床の角度というか高さを上に上げたいなと思っていてベネリ・スーパーノバのマニュアルを見直して調整することにしました。
ベネリ・スーパーノバは標準で銃床を外して高さ調整プレートを入れ替えることでヒール(銃床の後端)の高さを5ミリ単位で上下できます。
標準だと機関部あたりの高さをゼロとしてヒールが60mm(6cm
)下がった設定になっています。
※銃床部分の名称については、吉田銃器さんのサイトが参考になりました。
※銃床の形状について@吉田銃器さん
※ https://ssl.yjl.co.jp/yjl/clay/rule-sg-stock.html
上の表はベネリスーパーノバのマニュアルに記載の内容から。
ちゃんと読んでませんが、金属プレートの穴の位置から見ると、DXが右利き、SXが左利き用の設定かなと(たぶん)。確か購入時もそういう説明を受けたような気が・・・(うろ覚え)。
購入時は B DX(60mm)の設定になる部品がつけられていました。
今回はこれをA DX(55mm)に交換しました。
ほんの5ミリの差ですが、しっかり頬付けした時にスコープを覗きやすくなりました。
以下、適当にコメントと作業時の画像など。
銃床の後ろのゴムパーツを外します。
赤いのがマニュアル。その上に乗ってるのが交換用のプレート。
ベネリ・スーパーノバの銃床を外すのに13mmの六角レンチが必要です。
写真のは、 旭金属工業 ASAHI TOOLSのTW0013 [T型ロングボックスレンチ13mm]
ですが・・・こんなに長いのはいりませんでした。
むしろ長いと作業しずらいので、もっと短いのでいいです。
ベネリ・スーパーノバの場合だけなら、縦棒部分が合計で9cmあれば使えそう。
すぐ開けられるのだから、開けて確認してから買えばよかったんですが。
このくらいでボルトに届く。
金属プレートを見るとB DXに設定されているのがわかります。
ボルトの青い色はネジロック剤でした。
ネジロック剤は1つあってもいいと思います。
銃床を外したところ。
銃床後端右にある鉄製プレートがボルトで止まってます。
平ばねワッシャーが写ってませんが、銃床の中に転がってました。
こうやってみると、銃床を貫通してる金属棒って細いですね。
転んだ時に銃床の上に体重がかかったりして付け根に力がかかったら曲がりそう・・気を付けようっと・・。
外した銃床を後端側から撮影。
銃床のパーツを機関部側から撮影。
このプレートにA SX とか B DXとか書いてありますが、銃床先端側に取り付けたプレートに合わせて、この金属プレートを裏表、上下を回転させて、設定したい記載を銃床上側かつ銃床後端側から見えるようにして取り付けます。
写真の状態だとB DX(右利き、B DX=ヒールからのドロップ60mm)設定になります。
今回はA DX(55mm)に設定したので、この金属プレートをひっくり返して金属プレートも A DXが銃床後端から見えるようにして固定しました。
銃床を外した機関部方向を見てイアス。
水滴っぽいのは水ではなく粘度が高い油?っぽいです(拭くと薄く赤い色)。
外したら設定したい高さのプレートを付けて、銃床をはめて、金属プレートをつけて、ボルト(少し中強度のネジロック剤を塗りました)を取り付けて、後端のゴムを取り付けて終了。
完全に固定する前に、仮止めして一旦、後端のゴムをつけ、この高さ(ヒールのドロップ)でいいか確認して、OKだったので(ゴムを外して)ボルトを締めて作業を完了しました。