とあるハンターの外部記憶

かりびと見習い。釣り人的な。

寒い山でのハクキンカイロ(2019年11月下旬)

実際に狩猟で獲物を獲れてない見習いのままなので、いろいろと買っているアイテムを紹介できないんですが、いくつかは実際に使っているので徐々に紹介できればいいなと。
いや、Twitterとかでは書いてるんですが。

ずばり、ハクキンカイロ
零下の冬山での必需品。

零下の環境では普通の使い捨てカイロだと寒さに負けて冷えてきますが、ハクキンカイロは山に入る前にベンジンを入れて火口をライターで炙れば山から戻ってきても余裕で暖かい(熱い)。
ベンジンを入れすぎると、家に帰ってきてもまだ熱い。

当方は小型のハクキンカイロミニを使っています。
山だけでなく、冬の射撃場にも持って行きます。
ただ、気温5~10度とかだと暖かすぎてオーバースペックかも。

山の場合は念のため遭難に備えて1~2回分のベンジンの予備も持って行きたいのですが、これはまだ未達成。




使い方としては猟装のポケットに入れて体を保温したり、銃のトリガーを引くために薄めの手袋(ホームセンターで売っている手のひらだけゴムになっているもの)を使っているのもあって、かじかんできたら手を温めるなどしています。

ただ、手については零下だと凍傷になりかねないので、手の甲などに固定して温める方法も考えています。

一応、デカトロンの狩猟用として売られている(※今は日本のデカトロンでは取り扱いしなくなった)

TOUNDRA 500 HUNTING GLOVES - BROWN
https://www.solognac.co.uk/toundra-500-hunting-gloves-brown-id_8281313

も購入して試したことがあるのですが、気温が-2~-3度以上くらいだと移動して体温が上がっているのもあって逆に暑くて仕方ないので、零下10度以下くらいの環境で使う時に使おうかなという感じです。名前も「ツンドラ(TOUNDRA)」ですし・・。

ちなみに、TOUNDRA 500 HUNTING GLOVESですが、2重構造になっており、内側はフリース、外側は内側のフリースより厚みがあるミトンという作りになっており、ミトンの指の付け根くらいにファスナーがついていて、そこを開けると内側のフリースの手袋が出てきて多少、銃の操作をしやすくなる感じです。

スライドアクションだとスライド操作はミトンをした状態でも問題ないですが、トリガー(引き金)の微妙な操作はできなくもないが、細かい操作はできずに(ひっかかって暴発の可能性等)危険なので、内側のフリース手袋で操作するか、手袋自体を外す必要が出ます。

ただ、散弾銃でスラッグを撃つ時は比較的距離も近く、あまり動かずに静かに準備して数秒で撃つかどうか決断することもあるため、この分厚い手袋で内側の手袋を出す仕組みだと、ちょっと使いにくい(待ち伏せなどで獲物との遭遇地点を決めてる場合はいいかも)。

加えて、TOUNDRA 500 HUNTING GLOVESを使うくらいの気温環境で使うこともあまりないため、今は使用を中止してる感じです。