とあるハンターの外部記憶

かりびと見習い。釣り人的な。

狩猟免許「試験」(2016年7月31日) [8月13日記事更新]

東京都の狩猟免許試験を受けてきました。

この時点で次回8月の試験の申し込みは、締め切り前に定員に達して募集を閉め切っていましたので、今回の試験結果が8月14日くらい?にわかって、もし落第すると9月の試験は定員一杯で申し込みできないかもしれません。

9時過ぎくらいに試験会場の足立区勤労福祉会館に到着しましたが、すでに結構来ている方がいました。

・持ち物は、鉛筆、消しゴム、弁当、飲み物、狩猟読本、例題集、講習会でもらった資料等。
・服装はポケット付きの服、ズボン、靴など。

講習会と同じく、結構エアコンがきいてますから、冷え性な方は上着必須です。喉が弱い方はマスク、飲み物も。

2Fで受付した後に受験番号ごとに貼りだしてある紙を見て、指定された席に座ります。

午前の試験内容は知識試験(筆記)、午後が実技試験です。
ちなみに、午前10時から始まる知識試験に受かった人だけが、午後の実技試験を受けられます。

知識試験は25問の三択式とこれにプラスして自分が受けたい各種別ごとの問題が5問ずつで、計30問~40問(私の場合、共通問題+一種+わなで計35問)。

複数の試験を受ける人は、30問分の回答を記入できる解答用紙を受ける試験の枚数だけもらいました。私は2種類だったので、2枚でした。
2つの種別を受ける場合は、各解答用紙に1つずつ番号を書いて(受験番号が1番、2番なら、1枚目に1、2枚目に2と書く)、若い番号の解答用紙の方は30問全部埋め、もう一枚は別の種別問題を26~30番の5問分書けばOKということでした(今回に関しては、です。今後変わるかもしれません)。

知識試験は11時30分終了ですが、開始30分すると挙手をして試験官のチェックを受けた後に順番に退出できます。
午前の試験が終わったあと、12時15分頃には午前の試験の結果が掲示されます。
今回の試験の受験者数は正確にはわかりませんが、午前の知識試験で貼りだされた合格者の第一種とわなの番号の数からすると、複数種別の受験を考えても130人以上くらいはいたのではないでしょうか(2種類か3種類受ける人の他にも、第一種か第ニ種のみ、わな、網のみ受ける人もいるため)。

第一種が受験者が一番多かったです(約130番号)。次にわな(約80番号)、網(20数番号)、ニ種(数番号)の順となっています。
全種別の通し番号で209番まで、これに加えて多摩、伊豆大島等数名という感じです。

 このうち、午前の結果が第一種、わな、がそれぞれ数名が欠席か、または知識試験で落ちていると思われます。網も少々。

 午後の実技は試験官から呼ばれた番号ごとに3人一組のチームになって回りました。
順番としては、身体適正検査を受けた後に、空いてる項目から臨機応変に案内係の人が各試験会場の椅子に振り分けていきます。
どこから始まるかは空き具合次第。
 
・身体能力検査(視力、聴力、四肢の運動に問題ないかどうか、視力だけ機械をのぞくがそれ以外は、試験官と一緒にラジオ体操的な運動でチェック)
・一種の実技1コース~3コースの3つと、狩猟鳥獣判別、距離判別。
・わなの実技は猟具判別、狩猟鳥獣判別(鳥獣判別は第一種とか一緒にやるのかと思ったら別々で2回やりました)

午後の実技試験は3人なり、1人ずつなりで受ける試験があるので、待ち時間がある程度発生します。

午後の実技試験開始時に、講堂で番号と開始時間の目安が貼りだされますが、想定より順調に進んだのか、当初はだいたい15時前後になりそうと掲示された私の順番も14時前後には始まりました。
(ちなみに、当初の掲示で順番が遅い人は試験開始が15時半~16時前後以降になりそうな感じ)

お陰で17時は過ぎそうだなと思っていたのが、全行程17時前には終了しました。
実技の結果も含めた狩猟免許の合格発表はここから約2週間後です。

余談。
午後の実技試験では、「銃」と「わな」の実技は講習会と自主イメージトレーニングの甲斐があって順調に終わりましたが、鳥獣判別だけが想定と違って、出される問題の3分の1~4分の1に絵ではなく実際の動物の写真があり、ミンク?、ニホンジカカモシカアナグマ、タヌキ?、アライグマ?、ハクビシン?、テン?等が狩猟読本と似た構図または全く違う構図(座ってたり、こっちを見てたり、2匹並んでこっちを見てたり)の写真で登場し、我ながら一部の解答がかなり怪しくなりました。

実は、講習会で写真が増えるかも?と聞いて、時間的な問題から判別が難しそうな鳥類を中心に写真をグーグルで探して見まくってたのですが、4本脚の動物はあまり見てなかったので見事、都職員?のワナにかかりました(狩猟免許だけに)。

 私の順番の時はカモ類、鳥類の実物写真は無かったと記憶していますが(超うろ覚え)、同じチーム以外の人の事例はわかりません。
今回、私の番ではメスは出ませんしたが、これまた他の人のはわかりません。
ちょっとずつ、試験の状況に合わせて変えてる感じがします。

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2016/08/13 追記。
結果は8月12日(金)に発表された。
試験から12日目。
結果は合格でした。

Twitter上で都庁の環境局の担当部署のところに貼りだされた結果をアップしてくれている人がおり、私も当日のうちに都庁に行って狩猟免許の免許状を受け取ってきた。
午後に行きましたが、他にも複数の人が受け取りに来ていました。

今回は合格率は比較的高かったのではないでしょうか。
それでも、ざっと数えると知識試験、実技試験合わせて10人前後は落ちてるような感じです。