とあるハンターの外部記憶

かりびと見習い。釣り人的な。

講習会で第4級アマチュア無線技士の従事者資格(従免)を取得

狩猟で無線機は必須とのことで、 JARD(一般財団法人日本アマチュア無線振興協会)という組織が行っている国家試験免除のアマチュア無線講習会を修了して第4級アマチュア無線技士の従事者資格(従免)を取得しました。

有名な完マルで意味もわからず暗記して試験を受けることも考えたのですが、2万2750円を支払って、講習会を受ける方を選びました。

え?勉強が面倒だからだろって?・・・はい、そういう気持ちはありました。楽したいな・・と。

ただ、JARDの講習会を実際に受けてみた感想としては、受けてよかったなという感じです。
私の回は1-2名は修了試験に落ちていましたが、ほとんどの方はまじめに授業を受けていたので合格しました。
寝てる人もいましたが、普通にちゃんと聞いてないと修了試験には落ちると思います。

受講前は「狩猟免許の講習会の筆記対策のパートみたいに、 試験で出る場所を問題集からひたすらヤマを張る内容なのかな?」と思っていましたが、法規も無線工学も雑談や講師による実践も交えて、わかりやすく必要な内容を教えられて覚えていくという感じで、受講してよかったなと思っています。もちろん修了試験に出そうな部分も教えてくれますが。
ちなみに狩猟免許の講習会の方も、ヤマだけやっているわけではなくて、銃の取り扱い(1種、2種)や罠(罠免許)実技対策のパートは、普通に実践的内容なので、あれを受けてないと普通に本番で落ちると思います(落ちてる年配の方がいました)。

さて、話を戻しますと、無線の講習会では完マルを読んでいるだけだと、なかなか頭に入ってこない内容や「なぜこれが必要なのか?」という部分を解説してくれて、覚えやすい方法も教えてくれて、さらに講師の方に質問もできるので理解が早かったと思います。
無線機の選び方から何から、規則に則った交信方法、わからない部分を即座に聞けるというのがいい感じです。

完マルで勉強して試験を2回受けると飯代、交通費、時間的なロス、試験勉強の時間等を入れて1回1万円ちょい、2回で2万円以上という感覚なので、万一、1回で本番試験に合格しなかった時の保険と考えると、個人的にはペイするかなと思っています。
実はデジタル簡易無線機の方もすでに購入して、そちらも登録の方はすでにやっているので、これで(デジ簡は免許は不要で登録局なので)、これでデジタル、アナログの両方の無線環境がそろいました。

一緒に行く仲間はまだいませんが・・・・。


2017/07/12追記:
4級アマチュア無線の従事者免許は試験を受けてからちょうど3週間で届きました。
さっそく局免の申請をしたところです。