とあるハンターの外部記憶

かりびと見習い。釣り人的な。

無許可譲受票で購入した装弾を射撃場で射撃して使い切る(2018年3月)

延長期間の猟期も終わり、来期まで猟には行かないので、猟期が始まる時に購入したD Dupleks Dupo28とレミントンRXP-Sの残弾を射撃場で撃って処分してきました。
1回も猟場で発砲していないので全弾が残弾ですが・・・。

いずれもスラッグ装弾なので、撃てる射撃場が決まっています。
今回も交通費を入れても他と比べてリーズナブルな千葉県射撃場にて射撃。

使用した銃はベネリ・スーパーノヴァ 12番20インチ銃身。
距離50メートル。
スコープなしでアイアンサイト。
使用装弾はD Dupleks Dupo28 が 10発、Remington RXP-S が 8発の計18発。

なので、的の黒丸が見えてるような見えてないようなそんな具合での射撃です。
撃ち方としては、今回はそれぞれの装弾のだいたいの特徴(空気的な何か)を見たかったので、委託射撃っぽくして撃っています。

昨年、ベネリ・スーパーノヴァの所持許可が下りてから、動作テストがてらスラッグ射撃に行ったときに初めて使用した中国製砂袋を持参し、フォアエンド(スライドするところ)を砂袋に乗せて、銃床はもう1個の小さい砂袋に乗せよう・・・と思ったら小さすぎて無理だったので、その上に銃床をつかんだ右手を乗っけて、雑に固定して撃ってる感じです。

使用した装弾は上にも書いた通り、D DupleksのDupo28が10発、レミントンのRXP-Sが8発で合計18発。
写真の赤字赤丸がDupo28、青字青丸がRXP-S(箱を見ても気づかなかったが薬きょうに書いてあった)です。

レミントンRXP-Sは初めてスーパーノヴァで動作チェックをした時に、射撃場で購入した20発と一緒に追加で「狩猟用装弾ってどんなもんでしょう?」ということで2発使用しています。
(画像をクリックまたはタップすると、たぶん大きな画像で見れます)
以前の射撃で、全弾ともなんとなく左に寄ってる感じだったので、着弾が右側にズレるように適当に0.nミリくらい微量に照門をずらしたところ、前よりは気持ちだけ少し真ん中に寄った気がします。
これ以上は小数点以下の単位での調整は弾をいっぱい使って微調整しないと難しいかも。

固定のために六角レンチで照門の固定ネジを締める段階でも2本を少しずつ代わる代わる締めても微量にはズレますし。

(※さて、ここで突然、余談ですが、Dupo28はハーフライフルでも撃てるように直接、弾頭が銃身内部に触れにくいように弾頭周辺が樹脂で包んであるそうなのに、弾頭部分にグリスを塗って撃った人がここにいます。撃った後に家に帰ってネットでDupo28のことを調べていて、そういえば買う時に平筒でもハーフライフルでも撃てるって聞いたような・・理由はなんでだっけ?と思いだして調べて知った次第。
レミントンRXP-Sの方も弾頭部分に塗っています。
掃除を楽したいその一心で。)

射撃の結果は1発ごとの写真や動画をPCで拡大して見比べて、穴が開いた場所を上記の写真と比較して撃った順番(的紙に穴が開いた順番)に番号を振ってあり、18発目以外は確実です。

18発目はおそらく15発目(いずれもRXP-S)とほとんど同じ場所(僅かに左上)に当たったので、最初、どこに行ったかわかりませんでしたが、240fpsの高速度撮影で取った映像での大体の弾道(的板には当たってると思われる軌道)および、的を射台からズームして写した写真、さらに18発目と17発目の画像と比べて、さらに拡大して穴が増えてるように見えたので位置を確定した感じです。

的紙から完全に外れたのがDupo28が1発、RXP-Sが2発で、
これも含めて黒い丸の点数部分から外れたのがDupo28が3発(10発中)、
RXP-Sが4発(8発中)でした。

それでも最初の委託すらしてない射撃の時と比べると、的紙を貼った木の板からすらも完全に外れたりというのは1発もなかったので、確実に当てたいなら銃を少しでも固定するって大事だなと思いました。

番号を振っている以外の木の板に開いてる穴は前の人が使った時に開いた穴で、的紙を貼る前から開いてます。
一番小さい穴が空気銃でしょうか(5.5mm弾?)、あとはライフルとスラッグの穴も。

銃の固定も適当で、排莢や装填のたびに銃を持ち上げるので、銃の場所や位置、狙いがズレますから、射撃に詳しい人には参考にならないと思いますが、自分自身の経験と参考にはなりました。
他に思ったのが、RXP-Sの方がDupo28より当たった跡の穴が綺麗だということ。Dupo28は当たった跡の的紙の破れが大きい感じです。
弾頭が樹脂で包んである影響なんでしょうか。

あと、全然関係ないですが、手持ちの中国製測距計を持って行って的紙までの距離も測りましたが、測距計が表示してる距離がだいたい正しいのもわかってよかったです。
射台のテーブルの座る側から距離を測って的紙まで51.4mの表示でした。まあだいたい50mと表示されてるってことで意外と正確で安心しました。

今回は目玉と照星と照門で適当に狙ってもこのくらい当たってるということで、本番でも50メートルまでなら、獲物が(大きくて)停止してれば当たるかもしれないな、なんて淡い期待を抱かせてくれる結果でした。
もしスコープを付けることがあれば、ちゃんと的の中心部を狙ってまた同じ弾で試してみたいです。

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2018/04/09追記:
タイトルが「2017年」になっていたので2018年に訂正。