とあるハンターの外部記憶

かりびと見習い。釣り人的な。

D DUPLEKS MONOLIT28(鉛フリーのスラッグ弾)


今猟期は、D DUPLEKS MONOLIT28というのを使ってみることにしました。
DUPO28を出しているD DUPLEKSの装弾です。

特に鉛弾禁止区域で撃つわけではないのですが、環境問題に少し配慮してみようかなという選択です。
絶滅危惧種猛禽類の鉛中毒の話もありますし。
(たぶん今期も外で撃たないで終わりそうな予感もしますから、関係ないって話も・・)

売りとしては
・弾頭が非毒性の鉄製。
・環境を汚染するプラスチックも使っていない(らしい)。
・多少の障害物があっても弾道を安定させる狩猟用装弾。

ということらしいです。樹脂部分は生分解性のポリ乳酸かなんかなのでしょうか?
お世話になっている銃砲店では1発370円でした。


D DUPLEKS MONOLIT28の製品ページ
https://www.ddupleks.com/monolit-28





一応、ベネリ・スーパーノヴァゼロインに行ったのですが、ちょっと問題が発生。
20発撃つ予定で行ったところ、5発入り4箱を用意して、まずは5発連続して撃ってみて弾のまとまりを見て、次にスコープを微調整して2箱目に行った時に同じ1箱の中の2発で、発砲後に薬莢の金属部分が膨らんで、薬莢が銃身にガッチリ挟まってしまい抜けないという症状が出ました。

レシーバーを引っ張っても抜けないので、無理に力をかけず、キャップを取って銃身を外してからさらに、たまたまスコープのマウントリング固定用ネジの増し締め用にと持っていた六角レンチで薬莢の端にひっかけて銃身から引き抜く感じで外すことになりました(本当は駄目な使い方だけど、他に工具がなかった)。

銃の方に問題が出たのかと、銃の機関部や銃身の点検もしたりして、さらに追加で予定より5発多く試すも大丈夫だったので、1つの箱の弾がたまたま問題だったのかも。
結局、25発撃つことに。

この不具合で弾と銃の稼働を確認する作業が最優先になって、スコープ調整が中途半端になりましたが、まあ当たった記録の写真はあるので、あとで計算してレティクルの移動をして微調整してみます。



赤丸は手持ちだったDUPO28、青丸がMONOLIT28。

MONOLIT28は調整中のまま終わってしまいました。
徐々に中心に近づいてますが、MONOLIT28に変えてから序盤で排莢の不具合があり、そっちの対応をしていてスコープ調整が中途半端になりました。

写真はないですが、100メートルでも試す予定が100メートルは5発だけ撃ちました。
5発のうち的紙を貼ってある「板」に当たったのが1発、的紙に当たったのが1発(しかも黒丸の外)という悲惨な状況に。
残り3発は的板にすら当たってない状況。
デジカメの望遠も足りず、どのくらいズレてるか確認できず。まさに無駄弾

スコープ調整も予定通りにいかずに半端なままで挑んだのでこんなもんかなという感じもしますし、ドロップを計算してレティクルの狙う場所を少しずつ変えていたというのもあり、的板に当たっただけマシなのかも。
こちらは写真を載せても仕方ないのですが、あとで載せるか検討します。

逆にこれで、今の所は100メートル離れていたら撃たないという決断ができました。
ちゃんと調整が必要そうです。