とあるハンターの外部記憶

かりびと見習い。釣り人的な。

狩猟用装弾の残弾処理完了(2019年3月中旬)

猟期が終わったので、猟銃用火薬類無許可譲受票で購入した残弾を処理して来ました。
場所は千葉県射撃場。

来期も同じ弾を使うかもしれないので、ズレてるんじゃないかとなんとなく思っていたスコープを合わせる作業も同時にやる感じです。

結果・・・ズレてました。
最初は依託射撃ですら的板にも当たらず「?」という状態。
とりあえず続けて3発撃つも、デジカメの240fps動画で撮影しても明らかに的の外に着弾がズレてる状態。

スマホの画面でGoogle Keepでメモしておいた装弾ごとの調整値を確認して、残弾のMONOLIT28での設定を確認。

もしかして?と思いViperPST1-6x24のエレベーションとウィンテージノブの値を猟期前に射撃場で合わせた値に戻して射撃してみたところ・・・・普通に的の中心付近に当たってガックリ。

猟期途中に的紙と写真、メモの内容を元に計算して行ったエレベーションとウィンテージノブの調整では全くズレてて、結果的には全然当たらないことになっており、それを持って猟場に行っていた・・・と。

教訓としては、射撃場で一度調整したら、射撃場で射撃しながらいじれる状況以外ではいじらない方がいいなと理解しました。

余談ですが、今年から始めて使うこの「D Dupleks MONOLIT 28」装弾(12番)。
なんか自分のベネリ・スーパーノバで撃ってると薬莢が膨らんで銃身部分に固着して取り出しにくい弾が時々出てきます。

今回は噛み具合が緩くて(と言っても爪でひっかけて引っ張ってもビクともしない)、銃身を外して工具を使わなくても5~10回くらいガチャガチャやってるうちになんとか隙間が空いて外れてきて指で引っ張りだせましたが、 それでも今回の19発中3発がこんな状態。

狩猟中に山の中で出ると困るな、これ。連続して撃ちたい場合に支障が出る。
猟期前の射撃練習の時も含めると、1回で薬莢が出て来ないのが40発中で合計5発だから13%の確率。
来期以降の使用をちょっと躊躇してます。

さて、話は変わり・・・今回も千葉県射撃場を利用したのですが、最初、猟場での教訓から、ちょっと100メートル射場の方で撃ってみようかなと思ったら、今回は受付で銃種と弾種を確認された時に

「100メートルはサボットスラグかライフルじゃないと弾が的まで届かないので、通常のスラッグですと利用できないんですよ~」

と言われてしまいました。

前回の猟期前の射撃練習の時は、50メートルと100メートルを利用したいと伝えて、装弾も狩猟用のスラッグ装弾であることも伝えてたところ、特に何も言われずに利用できたのですが、ルールが変わったのか、前回が伝達ミスだったのかは未確認です。

スラッグが「的まで届かない」という部分は突っ込む方も大勢いると思いますが、今回は元から狩猟用装弾の残弾消費が目的だったのと、50メートルでスコープが合ってるか再確認した方がいいな・・と考えて、特に何も突っ込むことなく脳内で瞬時に方針転換して、50メートルを利用することを伝えました。

結果として上の方に書いたように大正解で、スコープの調整が間違ってたのに速攻で気づけて良かった。ほんとに・・・。

ちなみに、千葉県射撃場は受け付けでスポッティングスコープをレンタルすることもできます。金額は300円(今回出てきたのはVortexの製品だったような違ったような・・)。
今回、最初は100メートルでやろうと思ったので借りるつもりで出してもらったのですが、 結局、50メートルで撃つことに方針を切り替えたので持ってきたデジカメ(12.5倍ズーム)と双眼鏡(8倍と10倍持参)でも問題ない距離だったため借りませんでした。
あと、今回は50メートル用の的紙が200円でした。
的紙を貼るタッカー(大きなホチキス)は無料で借りられます。

スコープのズレで的に当たらなかったことが判明してからは、立射やら膝立ちやら実際の狩猟で使いそうなポジションで19発をどんどん撃って1時間ほどで終了。
1時間で終わりましたが、最初は2時間分の料金がかかるので、合計2040円。

途中、依託射撃の時に一度だけスコープに近づき過ぎて撃った瞬間にスコープの端が眉間付近にヒットしましたが、ゴーグルをつけていたのでゴーグルに傷がついただけで済みました。スコープの打撃で一瞬痛い程度で額にも傷なし。
ゴーグルが無かったら・・・眉間に約1cmの斜め線が入る所でした。

猟期が終わって銃砲検査も近く、練習や残弾処理など撃つ需要が増えているためか入れ替わりで人が来てました。

あと、初めて(過去の自分の他に)上下二連でスラッグを撃ってる方を見ました。
初心者だとおっしゃってましたが、私も永遠の初心者なので問題ないです。