とあるハンターの外部記憶

かりびと見習い。釣り人的な。

銃砲安全協会から更新のお知らせが来た(2020年4月)

銃砲安全協会から更新のお知らせのハガキが来ました。
モザイク部分は更新の問い合わせをする
警察署と電話番号です。


銃砲安全協会とは、要するに昔は運転免許証の更新をする度に加入を勧められた交通安全協会の銃の所持許可版みたいな感じです。

所持している銃の所持許可の更新期限が始まる前に注意喚起のお葉書をくれます。
持っている銃の数と関係なく年会費が同じなので、所持数や更新回数が多いほどお得!

「なーんだ、じゃあ、いらないや・・・」

と思った人もいるかもですが(気持ちはわかります)、銃の所持許可が車の免許と違うのは「うっかりしてて・・ちょっと期限が過ぎました」というのが許されないのと、万一そうなった場合に銃の返納などが遅れると、法的にもいろいろと大変(銃刀法違反)になるので、そこらへんが(仕事で車を使っている人を除いて)「再手続まで使わなければいいや」という感じにはいかないという大きな差があるので、不安な人は多重バックアップの1つとして有りかなと思います。

(※一応、大災害で交通が寸断とか、事故や大病で手術や入院してたとか特別な理由なら診断書など証拠の提出で期限が切れても申請できる場合があるようですが、これも所轄警察署によって対応が違うかもしれないので、必ず警察署に確認してください)

しかも、銃の所持許可は誕生日までに更新すればいいわけではなく、誕生日の2か月前から1か月前までの間、という中途半端な時期に更新が必要です。

さらには、警察署にパッと行って書類を書いてサインすればいいわけではなく、有効期限が残っている経験者講習修了証明書と技能講習修了証明書の他、精神に異常がないかとかの診断書ももらったりしなければならないのですが、実際は技能講習や経験者講習はいつでもどこでもやってるわけではなく、自分1人のために開催してくれるわけではないので、更新期限ギリギリから手続きを始めると講習会の定員がいっぱいなどの理由で間に合わない可能性が高くなります。

で、間に合わないとどうなるかというと、所持している銃が1丁しかない場合や数丁所持していても更新年が同じ場合は、銃砲店に月額や年額で更新するはずだった銃を全て預けて初心者講習から始めることになります(または銃砲店か所持許可を持っている人に譲渡したり、廃棄してサヨナラ)。

要するにゼロからスタートで、再び所持許可が出るまで半年は見ておかないと駄目なコース、または銃とはさようならのコースです。
今回のようなコロナ禍の場合は、さらに時間がかかるかもしれません。

当方の場合はGoogleカレンダーとかに更新予定の通知を登録してあって、更新までに何度も自動でEメールや通知がスマホやPCにも通知が出るのですが、更新を確実にするバックアップとしては物理的お葉書が来るので入っておいてもいいかなと思って入っています。
本当は自動音声でいいので、電話まで欲しいくらいなんですが・・・(たぶん、自分でも自動的に電話するシステムは作れるけど、まあそういう話ではないので・・・)。

というわけで、銃砲安全協会に入っていたら更新のハガキがきたよ、というお話でした。