とあるハンターの外部記憶

かりびと見習い。釣り人的な。

2丁目の銃をお店で受け取った時のこと(お店で直に買うメリット)

ちょっと記事が前後しましたが、所持許可が下りた銃をお店で受け取った時のことを少し書きたいと思います。
やはり、通販でなくお店で買って良かったなと思ったのは、受取時に取り扱いや分解についてもいろいろと細かく質問して聞けたことです。

ちょうど平日のお店の方の仕事の手が比較的空いてると思われるタイミングで行ったこともあって、実際に目の前で分解して、分解方法や手入れをする場所、その他の取り扱い方を教えてもらえました。

装弾の安全な装填や脱砲の仕方、安全装置のかけ方、外し方や、銃の操作や動作のクセのようなものについて、銃身の取り付け取り外し、トリガーや撃針、銃床その他部品の部分の外し方、組み立て方、銃床の微調整に使う付属部品の使い方、etc.などだいたい必要な部分は一通り実演していただきました。

さすがに1回では覚えられませんし、ネットで整備について動画を公開されてる方もいらっしゃいますが、一度見ておくのと見てないのはやはり全然違うのと、目の前で実際に自分の銃を見て触って、銃を操作して質問しながら調整方法について知ったりできるのは大きいです。

一応、2丁目の銃は新品なので、英語(・・やらイタリア語やらの非日本語言語のみの)説明書も付属はしていますし、メーカーのサイトにはオンラインマニュアルもあるので事前に読んでいきましたが、絵や説明文を見ても説明を見ても、いまいちわかりにくかったのでお店で受取時に説明してもらえてかなり良かったです。

Youtubeにも分解動画はいくつか上がっていますが、細かい部分が見えないのでやはり目の前で一度でも説明してもらっていると違います。
2回目以降は手順を忘れてもYoutubeにどなたかがアップロードされている動画を見れば良い感じです。

多数の銃を扱った経験があるベテランの方ならまだしも、ズバリ、初心者の方には自分医合ったお店を見つけて、お店で直接買うことをお勧めします。

-------------------

以下、長い余談ですが。
銃ごとの操作の違いについて具体的に例を書くと、私が持つ1丁目のSKB CM700という上下二連は、用心金(引き金を囲む輪っか)の部分についている銃床側から見て左右にスライドするボタンは銃身の上下のどちらから先に弾を発射するかのセレクターになっており、銃床についているスライドスイッチは安全装置のオンオフになっています(同じ上下二連でも他社の銃になると操作方法が変わるそうです)。

これがベネリのスーパーノヴァになりますと、用心金の(上記SKBと)似たような位置についているスライドボタンは安全装置になっており、その近くに付いている別のスイッチは閉鎖された薬室のロックを解除するスイッチになっています。

さらに、弾を装填、排莢するためにスライドする先台に相当する部分にもボタンがあり、こちらはカットオフスイッチになっていて、先台部分を銃床側に少しスライドした時点でカットオフスイッチが押せるようになるので押すと、次弾が装填されずに前に装填された弾だけが排莢される仕組みになっています。

ただし、このカットオフスイッチの操作には「癖」があり、そのまま銃口側に先台に相当する部分をスライドさせて装填する動作を行うと、カットオフスイッチは解除され、再度、そのまま銃床側にスライドさせると今度は次弾がそのまま装填されるという動きになります。
他にも、次弾を装填する時に、排莢する穴が地面の方に向いている状態で操作をゆっくり行うと、弾が装填される前に転がり落ちてきたりすることがあります(山でやってうっかりすると、装弾を紛失しかねません)。
字で書くとわけがわからなくなりそうですが・・・。

こんな感じで銃ごとに違う操作や動作の違いを練習により、確実に扱えるようにするということが必要になりますが、最初のうちはやはり誤解が無いように、自分が購入した銃について、こういう1つ1つの操作や動作、癖についてまで、しっかりと教えてもらえるお店を探した方がいいかなと思います。