とあるハンターの外部記憶

かりびと見習い。釣り人的な。

吊りはかりを購入。ベネリ・スーパーノバ等の重さを計ってみる。(2019年10月下旬)

Aliexpressから吊りはかり(クレーンスケール?)を買ってみた。

獲物も獲れないうちから、もし獲れたらいくつかに分かれてもいいので、現地で重さを計りたいなと思ったため。
特に大量の骨や内蔵のほとんどは持ち帰れないので、捕獲した獲物の重さは現地でないと計りづらそうというのもある。

今回は150kgまで計れるものを購入。
中国の広東省深セン市から届いた。

WeiHeng WH-C100という商品名で、お値段は送料込みで17.51 USドル(2019/10/29レートで1908円、カードの為替手数料入れても2000円はいかない)

日本のアマゾンでも同様のが売っているが、もう少し高い。
wh-c100 150kg

とかで検索すると出てくるはず。
この手の製品は300kg~1トン以上まで計れるものなどいろいろあり本体の素材もいろいろだが、今回買った150kgまで計れるものは、外装が樹脂で軽そうだったのも選択した理由の1つ。

実際、到着して計ったところ 本体だけだと141g(電池込み)なのでスマホと同じくらい。
これと軽量の登山用カラビナを合わせれば持ち歩けなくはないかなと思う(。

尚、お仕事で出荷するなど正確性を求める方は、言うまでもなく日本の計量法に適合した製品を日本で買ってください。
本当は計測器でも工具でも一流品を買いたいですけど、お金持ちじゃないのでいつもコスパ重視。

当方はそれほど正確性は求めてないのと、個人的な用途であり、だいたいわかればOKという割り切りから選んでいます。

ただ、実際に届いてからいろいろと計ってみたところ、結構正確で十分使えそうで良かった。
150kgまで計れるか、重い時の誤差がどうなるかは近場で吊るせる環境がないので試していない。
計量・計測は比較できるものが無いと重さがあっているかどうかわからないのが難しい。

というわけで以下、写真と適当にコメントなど。


吊りはかり本体。
 
最初の方にも書いたように150kgまで計測可能とのこと。
単4電池2本で動く。

上と下の穴に付属のステンレスS字フックやカラビナをかけて何かに吊り下げる感じ。
表示単位は0.05kg(50g)ごとで、電源を入れた状態だとkgで計測。

使い方は簡単、赤いボタンで電源を入れたら吊るすだけ(長押しで電源オフ、何か吊るした状態で押すと吊るした状態の重さをゼロとして計測、マイナス表示もあり)。

UNITを押すとJIN(斤=中国の単位、1斤=500g)、LB(ポンド)を切り替え可。
吊り下げて数秒経つとHOLD表示が出て重さの表示が固定される。

音は消せない模様(中を開けてスピーカーを潰すしかない?)。
中国にありがちな製品として、音量がすごく大きい。
電源を入れる時も切る時も、あらゆる時にピーッ、ピッッっと音がするので静かさを求める状況では使わない方がいいと思う。
 
 
こんな感じで届いた。
内側がプチプチの袋。
注文してから15日くらいで到着。
本体が樹脂の製品なので割れてないか心配だったが、今回は問題なし。
 

 

届いた中身。
本体x1、ステンレスフックx2、簡体字中国語と英語(裏表)の説明書。
本体は重さ141g(重さは単4電池2本含む。※製品には電池は付属しない)。
 
S字フックは8mmのステンレス製で1個91g(いずれもタニタの料理用計りで計測)。
S字フックはかなり丈夫そうなものだが、2つ合わせると本体より重く、ゲートなどもないので落としてしまいそう。
あとでカラビナなどに交換しようと思う(ただし、交換するカラビナ等の耐荷重は確認必須)。
 

 

吊りはかり本体の裏側。

 

本体裏側。

電池蓋をあけると単4乾電池が2本入る。

電池蓋はチープな作りなので、すぐに壊れそうだが、もし蓋が壊れても自分でデータを作って3Dプリンタで作ればいいかなという感じ。

以下、実際に計ってみた写真。
5kgの米袋を吊るして計測、
表示は5.05kg。この秤は50g単位の表示。ビニール袋だけだと重さは0kgのまま。
フラッシュをたくと液晶に反射して見づらいので暗めの写真になってしまった
(ライティングとか面倒なので)。

 

比較参考用画像(比較や参考になるかわからない画像)。
5.0kg表示。物は上の白い袋に入ってるのと同じ。
参考用として、5kgの米袋を購入した吊りはかりと家にあったタニタの体重計の両方で計ってみた。
吊るしはかり WH-C100だと5.05kg、タニタの体重計だと5.0kg表示で、下桁の単位を考えるとほぼ合ってる。
ちなみに、これは頂きものなので「はえぬき」だけど、個人的にはササニシキが一番好き(どうでもいい)。
 

 

吊りはかり。
静的射撃で銃を載せる砂袋を計測。
4.35kgだった。中身はベントナイトの猫砂。

 

比較参考用。タニタの体重計でベネリ・スーパーノバを計測。

 

ベネリ・スーパーノバ、スラッグ銃身の20インチを計測。
まず、タニタの体重計で4.2kg表示。
Vortex ViperPST1-6x24スコープ込み、もちろん装弾の装填は無し。
 
おそらく、この測り方だと体重計から大きくはみ出してるので、100~200gは軽い表示になってるかも。
上の5kgのお米の袋も少しはみ出すと4.8kg表示になったりしてたので。
 
モノを正確に測るって難しい・・。(だいたいは途中で、「あとでメモを見て自分だけわかればいいや・・・」となってしまうので、面倒くさくなるというのもある。)。

 

吊りはかりで計測。
※マネしないでください。トリガーガードが割れる可能性があります(手抜きしました)。

 

同じ銃を吊りはかりで計測すると 4.55kg表示。
タニタ体重計との誤差が350gあるけど、前述の理由ではみ出してたりを考えるともう少し誤差は少なさそう。
銃の重さに、スコープ、リング

計り方でも誤差が出ると思う。
吊って計る場合、揺れると重さが変わる。

ちなみに20インチのスラッグ銃身だけだと、この吊りはかりでは0.7kg(700g)だった。

ちなみに、今ついてるスコープ等は・・・、
スコープ本体 649g
バトラーキャップ(前後) 24.5g
リング(前後) 227g

ベースとネジ 50g前後?
で、計950gくらい。
あらためて、今のスコープ、リング、ベースがなくなると約1kgも軽くなるんだなと思った。
 
というわけで、吊り計りの話でした。

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2019/11/01追記:

先日買った秤の説明書の自分用翻訳。
AbemaTVで苍老师が出てる激レアさんを見ながらのいいかげんな訳なので信用しないでください。

ここから------------------
WH-C100シリーズマイクロクレーンスケール説明書。

WH-C100は当社の最新かつ新世代の高精度で計量可能範囲が広い電子吊りはかり製品のシリーズです。
非常に正確に計測でき、操作も簡単、耐久性も高い等の特徴があり、各種の計測分野に使用できます。

測定範囲:0.2kg~150kg
分解能:0~99kgまで0.05kg(50g)、100~150kgまで0.1kg(100g)単位で表示


使用説明:
1.電池を装着し、付属の2個のS字フックを秤に取り付けます。
  電源が切れた状態で「電源マーク/T」ボタンを押すと液晶に「8888」が表示され、安定後は「0.00」表示になり計量モードになります。

2.「UNIT」ボタンを押して3つの単位から選択します。
   単位はKg→JIN(斤)→Lbの順に切り替わります。

3.ゼロ表示:
  「電源マーク/T」を押すと「0」表示になります。

4.ロック/アンロック:
  「UNIT」ボタンを2秒間押すと表示のロックまたはアンロック機能を設定できます。
  「L-OF」表示でアンロックモード、「L-ON」表示でロックモードが有効になります
  ロックモードが有効な状態では計量中の物が安定した後にブザーが鳴り、同時に表示がロックされます。この時に「電源マーク/T」ボタンを押すとアンロックすることも可能です。「電源マーク/T」ボタンを押さなかった場合も15秒後に自動的にアンロックされます。

5.電源オフと自動電源オフ:「電源マーク/T」ボタンで手動で電源をオフにできます。電源がオンになった後、120秒間何も操作や計量をしないと自動で電源がオフになります。

電気パラメータ:動作電圧 2.4~3.3V(単4電池2本)
※訳注:この情報からすると1.2Vのニッケル水素充電池でも動きそう。

動作電流:バックライト点灯時:l < 12mA
     バックライト消灯時:l < 5mA
電源オフ時電流: l < 3μA
※英語版マニュアルだと「Sleep Mode」になってるけど、中国語だと電源オフ(关机)になってる。
動作温度:0~40℃

注意事項:
①毎回電源をオンにする時は、電子はかりを堅固に吊るせる場所を確保し、吊るした物の下には絶対に人を近づけないこと。
②使用する時には出来るだけぶつけたり、衝撃を与えないようにすること。
③液晶に「Lo」の表示または電池マークが出た場合は、電池の電圧が低すぎるので電池を交換してください
④計量時に重さが計量可能な範囲の5%を越えると「O_Ld」表示がでます。電子はかりの荷重超過や破損を避けるため、すぐに計量物の重さを減らしてください。
⑤電池の液漏れによる電子回路の破損を防ぐため、長期間使用しない時は電池を取り出してください。

警告:
本製品は計量可能な範囲が広いマイクロクレーンスケールです。
使用時には必ず、電子はかりと計量物を支えるのに十分な強度を持った場所に吊るしてください。また吊るした重量物の下に人を近づけてはいけません。
本規定に違反して使用して起こった損害について当社は一切責任を負いません。

ここまで------------------

翻訳元