とあるハンターの外部記憶

かりびと見習い。釣り人的な。

銃の受け取りと警察署での銃の確認その他

銃の所持許可が下りた後のことです。

所持許可証を持って、銃砲店に行きました。
その場で猟銃用火薬類等譲受許可申請書を作ってもらい、銃についても基本的な使用方法についていろいろと説明を受けます。

今回、所持することになったのがSKBのCM700です。
銃身長は26インチ、スキート用(上下とも18.5mm)です。
重さは3.5kg(体重計で実測)ほどでした。

「汚れていても何でもよければ・・・」とお店にあった中古の丈夫なソフトケースをいただけました。

さて、この作りが良いケースも入れると5kg弱になります。
5kg入りの米袋を担いでる感じです。
結構ずっしり来ます。

銃を受け取ったら14日以内に所轄警察署に行って、銃をチェックしてもらいます。
年末で銃砲店などに出かけていることもあるようだったので、事前に電話していらっしゃるかどうか確認してから警察署に行きました。

その際・・というか家から銃を持ち出す場合には「絶対に所持許可証を忘れないようにしてください。
そのまま警察に到着して、所持許可証を持ってなかったら、長い時間をかけて取得した許可も即取り消しです。
緊張して忘れないように家の玄関にも「許可証を忘れない!」とメモ書きして貼っておきました。

警察署では、お店からもらった引き渡し証を提出し、所持許可証にもハンコを押してもらいます。
さらに、銃は弾が無ければただの鉄と木などの塊ですから、射撃場や銃砲店で装弾を購入するための猟銃用火薬類等譲受許可証をもらう必要があります。

この申請書と消費計画表は所持許可証をいただいた時点で事前にもらってありましたので、警察署に銃を持っていく当日までに記載して持参しました。

フォーマットについては、
https://www.fareast-gun.co.jp/share/downloads/
にある「猟銃用火薬類等譲受許可申請書」のMS Word用Docファイルをダウンロードして、計画表の部分を記入して印刷して使わせていただきました(2016年12月時点)。

計画の内容ですが、半年間で800発を購入、消費するように書きました。
これにより、譲受許可証の有効期間も半年になりました(期間が終了したり、申請数を使い切ったら返納しなければなりません)。
だいたい、最初は毎週1回、その後は1カ月に2回、1回あたり最初の頃は50発、慣れてきたら75発消費するという感じです。
最初のうちは集中力が続くのが1回あたりこんなものかな・・・と。

もっと早く慣れる可能性もありますが、実際に家で銃を構えてみて挙銃の練習をしてみたり、教習射撃の時のことも思い出して考えると75発でもクタクタになったため、こんな感じで計画しました。

計画表はだいたいの目安ということで、絶対にこの計画通りに消費しなければならないということではないそうですが、自分で立てた目標のなので、やむを得ない事情がない限りは出来るだけ計画に沿って行くつもりです。




射撃場での射撃や狩猟のために装弾を購入、消費したら、帳簿を付ける必要があります。
これも絶対に忘れないようにしなければなりません。

これで、銃の所持許可関連の申請は全て完了しました。
2016年6月の半ばに警察署で猟銃等初心者講習会の申し込みをしてから、6カ月ちょっとかかった感じです。

途中、「狩猟を免許の合否がわかってから教習射撃の申請をしようかな・・・」(ここで半月ほど待った)とか「一番近いxx射撃場が空いてる時に教習しよう・・」(ここでは20日間ほど待った)などとやっていたので、間を詰めたり、射撃場を少し遠くても教習定員枠が空いてるところでやれば、あと1ヶ月くらいは早く所持できたかもしれません。
今後、取得される方の参考になりましたら幸いです。


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余談ですが、この銃砲店での銃の受け取り時にいただけたソフトケースについて。

米国製だという帆布?+一部革を使った立派なものですが・・・かなり汚れていましたので、帰宅後に革部分を乾いた雑巾で拭いて靴墨を塗って乾かし、さらに布部分をガムテープでマスキングしてから革部分に上から「超強力防水スプレー」なる雨から守るスプレーをかけ、ケースの取っ手だけはなんとなくラップ+3Mのテープで巻いて簡易保護し・・・・(本当は革製品は洗濯したらダメなんですが)洗濯しました。

手洗いが面倒だったのでドラム式洗濯機に突っ込んで、30度の温水+アクロンで「洗い」だけし、泡泡ビショビショのまま取り出して温水シャワーですすぎ、そのまま干すという強引な洗濯方法で洗って平たく乾燥した場所で陰干ししました。

内側の銃を保護するクッション代わりの起毛フワフワも煙草のヤニで白い起毛が茶色かったのですが、すすぎの時に大量に茶色水が流れ出したこともあって、だいぶ綺麗になりました。
完全に内側の起毛が乾いたら掃除機でホコリもよく吸って完了です。

帆布部分は洗う前より少し色落ちして一部だけ白くなりましたが、汚れてるよりはいいです。いい感じのジーンズみたいになりました。
革部分は乾燥したらまた靴墨を塗ってひび割れないように保護しました。

神経質な方だと気になるシミとかができると思いますが、私は平気なのでこれでOKです。
良いケースをいただけてよかった。