とあるハンターの外部記憶

かりびと見習い。釣り人的な。

初めての猟銃の所持許可の更新申請(2019年5月)

1丁目の上下二連が初の更新を迎えることになりました。
更新の時期でだいたいの誕生月がわかってしまいますね。

最後の1年は私事で忙しかったこともありますが、3年はあっという間です。
1丁目は新しい銃を買って廃銃にすることも検討してましたが、諸事情でとりあえず更新することにしました。
無いと散弾を撃ちに行くのも不便ですし。

少し時間ができてから完全に先台を新しくするか、良い出物があってから新しい銃を申請しようかなと思います。

さて、猟銃の所持許可の更新に必要な書類についてですが、
東京都の場合は、

警視庁のサイト
https://www.keishicho.metro.tokyo.jp/smph/tetsuzuki/firearms/application/update.html

にあるとおり。

所持許可証を初めて取得した時の銃が更新となる場合は、所持許可証も新しくなるそうです。

「もしかして」と淡い期待をしつつ銃検の日に更新用の書類を持って行ってみたところ、休日で会計課が開いてないということで、平日にお約束。
育児の合間をぬって(家族に頼んで)、警察署に急行。

というわけで、以下の書類等を用意していきました。

・申請人の写真(2枚)縦3センチメートル×横2.4センチメートル
・本籍地の市区町村長発行の身分証明書
・経歴書
・診断書
・同居親族書
・使用実績報告書
・猟銃・空気銃所持許可証
・講習修了証明書
・技能講習修了証明書(空気銃は除く)(免除者は、免除関係証明書等を提示)

※該当する方のみ提出又は提示が必要な書類
・狩猟免状及び狩猟者登録証(狩猟用途のみ)
・鳥獣捕獲許可証又は従事者証(有害鳥獣駆除のみ)
・やむを得ない事情により更新の申請期間内に申請ができなかった場合は、その事情を証明する書類
ライフル射撃競技者適格者証明書(注記3の技能講習免除の推薦書を提出した方は必要ありません。)


という感じです。
これに加えて、
認印

も必要です。

他には、個々人の事情に合わせて各種説明用の資料や情報(記憶力が悪い自分用。狩猟の状況とか調査希望先の人の名前、住所、電話番号など)。

この他に所持許可を初めて取得した時のように、行ってから渡される身上調査票の記入と面接があります。

当方の地域の場合は警察署に行ってから、身上調査票(正確な名前は失念)、調査希望先の記入と銃検で提出した書類の内容に書いてあるようなことを聞かれました。

面接と言っても世間話的にいろいろと聞かれます。
少なくとも私がお世話になっている所轄警察署では、和やかな雰囲気で進みます。

家族(特に親兄弟、同居の家族)の同意があるのかどうかから、狩猟に行ってるかどうかや保管している装弾の残りの処理(使うのか廃棄または譲渡するのか等)について、あとは仕事や年収その他いろいろ。

注意点としては、所持許可証を取得した時の1丁目の銃の更新となる場合、所持許可証も新しく発行されるため、「新たな許可証の交付を伴う更新」ということになりますので、ご近所さんや職場、友人知人等への調査がまたありますから、その調査希望先のリストも作ります。
名前、住所、電話番号、関係やトラブルがないかどうかも聞かれます。

一通り書類を提出して、記入して、面接が終わると7200円(1丁の場合)を会計課で払って、支払いの証明を担当の方に渡して終了。

意外と時間がかかってなんだかんだで1時間半くらいは警察署にいたかもしれません。

殆どの時間は当方が書類に必要事項を記入する時間。
事前に書けるものは(当方の場合)警視庁のサイトからダウンロードして書いていったのですが、警察署にしかない用紙は仕方ないです。聞いてみましたがネットには掲載してないとのこと。

将来的な話ですが、これらも可能な限り、(一部でもいいので)電子化と電子申請になるといいですね。
面接とかは別にして、紙の書類でいろいろと必要になるので。

許可証もマイナンバーカードと一体化したり、ICカードサイズになるといいな。
先日、法律が変わって(法案が可決されて?)保険証とマイナンバーカードの統合もOKになるらしいですし。

ところで、提出したうちの、

・同居親族書

ですが、子供が生まれて家族が1人増えましたので、その旨を話して同居親族書を書いたのですが、書くだけで特に住民票とか戸籍謄本とかは求められませんでした。

大人とか親族以外だとわかりませんが、少なくとも子供が増える分には特に追加の書類は何もないということでいいようです(あとから何か追加で要求された場合は追記します)。

新しい許可証は誕生日の翌日に交付されるとのことでした。

旧許可証は1ページ目と更新する銃のところ「更新申請中」というハンコを押されて更新申請した時に返されましたので、他の銃を持って射撃場に行くなどの時には困りません。

初めての猟銃の所持許可の更新申請のお話でした。


------------------------

2019年6月下旬 追記:
申請から1か月ほどして、自宅訪問の事前の電話連絡と訪問がありました。
所轄警察署の銃砲担当の方と訪問日のご相談をして、実際の訪問となりました。

訪問時の検査内容としては、
・ガンロッカーおよび装弾ロッカーが申告通りに設置されているか。
・ガンロッカーおよび装弾ロッカーの現状の状態を写真で撮影(ロッカーのドアが開いた状態と閉まった状態)。
・装弾の残弾数の確認。
・同居家族への確認(銃の所持に賛成しているか、トラブルなどは無いか)。
・ご近所さんへの訪問(その他、希望訪問先の一覧は訪問当日にお渡ししました)。

あとは、問題が無ければ誕生日の翌日に連絡があるとのことでした。
過去に110番通報なんかをされた実績があると、調査は厳しくなるような感じのようです(そりゃ、当然です)。幸い実績なしです。

当日、そのままご近所さんへの訪問調査もしていましたが、特に問題なかったようです。


------------------------
2019年7月下旬 追記:
無事、更新の許可が下りた旨、所轄警察署の担当の方から電話あり。
時間を作って受け取ってきました。

受け取りに行くときに、返納する前の許可証とハンコを忘れずに。