とあるハンターの外部記憶

かりびと見習い。釣り人的な。

教習射撃資格認定申請

※必要なものは法律等が変わると、時々で変わりますので、以下の情報は2016年8月半ば現在の話として参考程度にしてください。その時の最新状況は確実で警察署の情報などで確認してください。

8月半ばに警察署に行って生活安全課の銃砲担当の方にお会いし、教習射撃資格認定申請をしてきました。

事前に、どんなことを聞かれるのかネットで調べると、警察署でだいぶ厳しいことを言われたり、いろいろと細かく聞かれると聞いていたので、前の日はあまりよく寝られませんでしたが(臆病)、実際は当日は申請時のやり取りは終始、非常に和やかに進みました。

予め用意していったものは以下です。
警視庁のサイトに必要書類として下記URLに記載があったもの+αです。
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/tetsuzuki/teppo/gun/index.html


・申請者の写真(3か月以内に撮影したもの)x2枚
・住民票の写し
・市区町村長発行の身分証明書(注:免許証やマイナンバーカードではない。役所で住民票や戸籍謄本等のように印刷して発行してもらう書類)。
経歴書
診断書
・同居親族書
・講習修了証明書

この他に持ち物リストになかったもので今回、当方が必要になったのは、

・狩猟免許試験第一種免許状(「わな」の方の免状は不要とのこと)。
・自動車運転免許証
・印鑑(三文判
自分自身と家族の情報(勤務先、部署名、電話連絡先がわかる情報・・名刺やスマホに登録されている情報から記入しました)。
ご近所さんの情報(姓だけで、電話番号までわからずともOKでした)

でした。

警察署に行った後、銃砲担当の方から、上記のものがあるかどうか聞かれたため、持って行ったものを見せたところ、運転免許証を持っているか聞かれて、そのコピーも取りたいと言われて、免許証もコピーされました。

上記のうち、

・講習修了証明書
・狩猟免許試験第一種免許状
・運転免許証

はコピーを取った後にすぐ返却されました。

他に、警察署に行ってから用紙を渡されてその場で書いたのが、以下A4用紙2枚分の情報です。

出生地、緊急連絡先、職業および会社名と会社の住所などの項目があるA4の紙1枚。
 (出生地は都道府県と市町村まで。緊急連絡先は実家の家族の名前、住所、電話番号(携帯)など)

「調査先希望確認書」というA4の書類。
 ([近隣居住者(家主含む)]、[職場関係]、[友人知人関係]、[その他]の項目に[氏名]、[連絡先]、[住所(判明する範囲で)]、[関係]などの記入事項がある用紙に記入)

この2枚をその場で書けるだけ書いて、「調査先希望確認書」については書くのに時間がかかるため、後日、私の家に直に調査に来るまでに書いておいてくれれば良いということで、持ち帰りました。

調査のための訪問日程ですが、私の場合、この後、1週間ほど不在の予定があったため、その後にしてほしいと伝えた所、それで大体の家庭訪問の日程が決まりました。

他に、申請当日、警察署で用紙の項目を埋めながら聞かれた内容は、

・猟銃の所持動機。
・家族、実親、義理親が銃の所持に賛成してるかどうか。
・近所の人についての情報、どういう関係か、例えば挨拶程度等、その他トラブルが無いか等。
 (挨拶する関係など警察官が調査のために訪問する可能性がある場合、「もし会ったらでいいので」警察官が行くかもしれないことは伝えておいてくれると話がスムーズに行くと言われました。やはり、警察官が来ただけでかなり驚く方もいらっしゃるそうです)。
 
・私の前歴、職業関連の経緯(過去~現在まで働いた会社の情報、他者とのトラブルの有無等、これはかなり詳細に聞かれました)。
・家族の前歴や職業、会社名、部署名、連絡がつく電話番号等(家族からそれぞれ名刺をもらってたので、その情報を基に記入)。
・同居家族それぞれの経歴。
・友人関係(訪問の都合上、近隣に住んでいる方がいい感じのようでした)。


家族が勤める会社の連絡先ですが、私のことについて家族の会社の人に聞くというわけではなく、家族本人に連絡が付けば良いようでした。
当然ながら、家族の会社の人は私のことはほとんど知らないので聞いても仕方ないですから。

他には、我が家の住環境は東京都23区内で持ち家なのですが、親子世帯が玄関ドアや台所、風呂、トイレまで含めてフル装備がそれぞれの世帯にある完全分離型の二世帯住宅です。

こういう場合も別世帯の親も「同居」として申請した方がいいのか、ネットで調べてもこういう状況の家の話が出てこなかったため、過去に「猟銃等初心者講習会」を受けた際に講師だった警察官の方に質問してみたところ・・・

"二世帯住宅の場合かつ完全分離型でも、同じ敷地の同じ家に同居していると考えて、もう片方の世帯の書類も提出しておいた方がいいと思います。"

というアドバイスをいただきました。

これを参考に同居として扱い、親世帯に依頼して住民票も別途取得してもらって親子2世帯分の全ての住民票も添付しました。
ちなみに、世帯の住民登録も別のため、役所の登録上は同じ世帯ではありません。

地域や状況、警察署によって、扱いが違うかもしれませんので各自その都度確認した方が結果的に手間が省けると思います。

警察署で、ひと通り大体の話が終わった時点で、銃砲等所持許可の手数料の支払いをしてくださいと言われて、8900円を会計の窓口で払って支払い済みの紙を担当の方に渡して終了でした。