とあるハンターの外部記憶

かりびと見習い。釣り人的な。

狩猟者登録している県(関東)の山を下見(2017年12月下旬)

今年は東北の某県と関東の某県で登録しました。
東北某県の方は、県の自然保護関連部署から、捕獲した一部の動物から放射性物質を検出したため、動物を捕獲しても流通させないようにお願いのお手紙が来ましたので、万一、捕獲できても人にあげることはできませんが、それでも当初の目的はこちらの方なので可能な限り捕獲はしていきます。

さて、1週間ほど前に、もう1つ狩猟者登録した関東の県の山の某所を家族とドライブがてら下見。
1人で行こうかなと思ったら、家族も「一緒に行ってみたい」ということで、猟場候補に比較的近い場所の宿に泊まりがてらの下見旅行。

都内は零下にまではならない日でしたが、関東の山では、すでに標高数百メートルの山でも一日中ずっと日陰になる部分になると昼間でも路面が凍っている部分がごく一部ですがあり、念のためのスタッドレスタイヤは必要だなと思いました。

これより先に東北に行ったこともあり、すでに11月に入った直後にはスタッドレスに履き替えていたので問題なしです。

しかし、下見の時は週末だったのもあって、場所によりノーマルタイヤで見通しが悪い狭い林道(でも舗装路)を、スピードを出して飛ばしている人も多くて怖かったです。
スポーツ系の車やバイクでの走り屋集団みたいな人たちともすれ違い。 これまた結構飛ばしてきます。
行けるなら平日に行った方が良さそうと感じました。

林道なのに舗装されて落ち葉まで掃かれている場所も多く、左右から飛び出す草や枝もちゃんと刈ってある所が多くて、さすが東京の近県は人口も多いからか予算に余裕があるなと感心しました。

道路の勾配と気温から考えると、雨が降ったりすると夕方以降は凍結して滑りそうなので、スタッドレスタイヤを履くだけでなくチェーンも念のため積んでおいた方がいいなと感じました。
携帯が入らない場所も多いので、その辺もチェックしつつ通ってきました。

あと、下見兼ドライブをしている時に、別々の林道で車で移動しながら獲物を探している「流し猟」っぽいハンターを2人ほど見かけました。
一人は軽自動車(トールワゴン系)、もう一人は軽トラ。

林道が広くなった場所で周辺観察のために止まっていた時に猟友会のベストを着て助手席に銃カバーを付けた銃っぽいものを載せている車が通りかかり、その後、何回か同じ車が時々止まっていたのでわかりました。

ちなみに、この日は場所により登山者や自転車で登り下りしてる人も結構な数いたりで、動物も鳥類以外は見れず("気づかず"が正しい気がする)。
居そうだなと目星をつけていた場所で足跡や糞を見つけましたが、最低数日以上経ってる雰囲気。

猟期が始まって大分だっていますから、 もうとっくに山奥に逃げたのかもしれません。
場所を変えるか、徒歩で少し奥に入ってみる必要がありそう。

関東の山は地の利がなく、ベテランの方からアドバイスをいただきつつ、少しずつ積み上げていくのみです。

今回は下見のついでに、用意していた各種道具、装備類のテストもしてきました。