とあるハンターの外部記憶

かりびと見習い。釣り人的な。

1丁目の銃の先台にヒビ割れ発生(2018年6月)

 1丁目の上下二連銃の先台にヒビ割れ発生・・・。

銃検の時にしまって、その後に点検のために銃を出した時に、銃から外して保管してあった先台を高さ10cmの箱の上に置いたのですが、その時にその箱の上から木の板の上に10cm程度落下したことがあったのです。

「先台は割れやすい」と聞いていたので、その時にすぐ詳細にチェックしたのですが、ヒビなどはありませんでした。

そして先日、技能講習の申し込みが終わったので、再度、銃の動作チェックやらをするために組み立てようとしたところ・・・「あれ?(先台を見たら一瞬で見てわかる)ヒビが入っている!!」・・・ショック。

どちらにしても木製で射撃など衝撃が加わる部品ですから、落としたことに加えて見えないクラックと温度湿度変化が加わったためのヒビの可能性もあります。

銃の先台はスペランカー

そんな言葉が頭に浮かんだのでした。

修理するにも技能講習には間に合わなさそう。
先台の取り外しの金具で押さえられているところは外れているので、とりあえず木材にも使える耐衝撃用アロンアルファで応急処置しました。
技能講習では、スコープがついてしまっていますが、予備銃としてスーパーノヴァも持って行かないとダメかなと思いました。

ちなみに、銃の修理を受け付けているとある銃砲店さんのサイトで公開されている修理価格表を見てみると、上下二連の先台の新規作成は6万2千円~(材料によりさらにプラス)。
職人さんが木から削り出すわけですから、この価格自体は仕方ないですが、既に同発で怪しげな動きをしていて、2万円で調整点検したSKB CM700をさらに6万円以上かけるのはさすがに考えてしまいます。
そもそも先台だけで本体の購入価格を超えてしまいますから。
中古で先台だけ手に入ればいいのですが・・・ちょっと銃砲店に聞いてみることにします。それで比較的短期間に見つからなさそうなら廃銃にして別の銃を買うことになりそうです。

ベネリ・ スーパーノヴァの1丁体制でもいいのですが、マウントベースとスコープを付けてしまっているので、射撃練習と狩猟での分業が成り立たなくなってしまうのと、今回のように技能講習前に故障してしまって予備銃もないと非常に面倒ですから、悩みます。


2018/06/22追記:
お世話になっている銃砲店にて修理や交換に関する情報を聞いてきました。
結論から書くと、銃砲店の方曰く、中古の先台に交換した場合はだいたい3万円くらいはかかるのではないかとのこと。
先台は木製なので、必ずしも別の銃についていた中古の先台をポン付けできるわけではないようで、当方の銃に合わせて削ったりの調整が必要になるとのこと。これに往復送料やらを加えて3万円くらいということでした(直に下記の銃砲店さんに持ち込んだ場合は不明ですが、お近くの方は送料や仲介するお店の手数料等がかからない分だけでこれよりは安いと思います)。

中古に交換するのではなく、修理する場合も接着剤を流し込んで接着して表面を綺麗に処理したりという感じのようです。
割れたのが元台とかだと、木と木を繋ぐ金具(名前を聞いたのですが忘れました)を入れてさらに接着して表面を綺麗に処理したりとかもあるようです。

SKB製の銃に関しては、廃業した新SKB工業の前にあるという坂上銃砲店さんというところが修理や部品交換、整備、パーツ等の新規作成等を行っているとのことでした。

ご家族にもSKBで修行した方がいるそうで、修理等をお願いする場合は安心してお願いできそうです。

こちらのお店に中古の先台の在庫があるかという話を聞いてもらいましたが、探してみないとすぐにはわからないが、たぶんあるだろうということでした。

さて、交換するかについてですが・・・うーん迷いますね。
そもそも銃自体もかなり古い中古ですから修理した後も次のトラブルが出るかもと思うと(コスパ等を考えると)悩みます。


2018/07/05追記:
相変わらず、まだ悩んでいます。

もちろん、次の中古を買っても同じように問題は出てくるとは思いますから・・・。

別記事で書きますが、技能講習の時に25発は撃っても今のところヒビのところから再度割れたり、別の場所にヒビが入ったりはしていないようです
スラッグを撃ったらどうなるかは微妙なところ。

もし割れても(アクリサンデーとか使ったら)接着面が溶けて強固に確実に接着できそうなシンセティックの先台や銃床の銃ってあるのかなと思ったら、ミロクがブローニング向けに製造しているBrowning Cynergy CX Compositeというのがあるようですが、それ以外だとほとんど出てないようですね。
しかもお値段が標準小売価格 ¥(税込)583,200
値引き後で47万円くらい?

私にはちょっと、いや、かなり厳しめの価格。
木製は好きですが、好きなのと、道具や機能性でどうかはまた別。
需要がないんでしょうね。

夏場に沢山撃つ人向けに、シンセティック空冷ファン付き or 水冷循環冷却システム付きとかあっても良さそうなものですが(売れないと思うけど)。
ちなみに、昔の偉い人によると、昔は射撃場の水道の蛇口で水をかけて銃身冷やしたりする人もいたそうです。