とあるハンターの外部記憶

かりびと見習い。釣り人的な。

銃を自宅に置けない場合

東京都の広報ツイートを見ると2017年も狩猟免許の試験の申し込みは大盛況のようです。

ただ、実際に第一種銃猟の免許を取っても、実際に銃の所持まで行く方は多くないようです。

都内で所持のネックとなるのは賃貸暮らしの場合と、ご近所の聞き込みとかでしょうか。
賃貸での場合は、私の比較的近所の銃砲店でも今年から許可を取って銃の保管委託業務を始めたようなので、困っている方は近場の銃砲店に相談してみるといいかもしれません。
ちなみに前述の店舗の場合は、そちらのお店で銃を購入したお客さん向けに年2万円、月額2千円で許可を取って始めたとのことでした。

丁数は保管設備の関係で30丁ほど預かれる許可とのことで、それほど余裕があるわけではないですが、23区内のお店でこの価格で預かってもらえるのは便利かなと思います(価格、預かり数の話は2017年9月時点)。
地方都市だと年間5千円くらいのところもあるようです。
保管場所の地域と土地代等の違いかなと思います。

銃砲店からすると、預かることで装弾や装備も買ってくれる可能性が高くなりますし、銃をまた買ってくれる可能性があるわけです。
客側からしても高いハードルの1つがクリアできることになるので、客とお店の双方にメリットになるかと思います。

さて、私が狩猟免許の試験を受けた時も1種の合格者は100人ちょっといましたが、その後、私が銃の所持許可を取得してからお世話になっている都内の銃砲店に聞いても、銃砲担当の警察官に聞いても、風の噂などを聞いても、特に大幅に増えたという感じではなく、むしろ年配の人が銃の所持許可を返納しているために逆に減ってるくらいのような感じでした。

ちなみに上記試験は昨年は都内だと年4回あったので、1回平均100人が合格してるとしても400人です。
私の時は2種と網猟の方は数人しかおらず、銃猟より罠の合格者の方が少なかったので銃猟の合格者の方が総数としてはずっと多かったです。

東京都は26市、23区、5町、8村あるということで山がある西側の自治体に所持者が多少偏ってるとしても、私が住んでいる区も数人くらいは増えててもよさそうですが、どうもそんな感じでもありません。
まあ、単純に合格者で割っても1市区町村あたり数人しかいないわけですけれども。

少しでも仲間が増えてくれればいいなと思います。