とあるハンターの外部記憶

かりびと見習い。釣り人的な。

Baofeng UV-5REを使ったアマチュア無線の電子申請での保証と開局(2017年9月時点)

狩猟に必要ということで、試験ではなく講習会で取得した4級アマチュア無線技士(以下、4アマ)の資格ですが、
そこから やっと開局申請まで終わって、審査が終わり、もうすぐ局免が届きそうです。

講習会で第4級アマチュア無線技士の従事者資格(従免)を取得

流れとしては以下の感じです。
従免取得から3ヶ月半くらいかかっていますが、日本の技適対応機種を購入した場合は、保証の行程が不要なので、2ヶ月くらいで局免まで取得できるのかなと思います。
 
従免および局免取得までの流れ。
2017年
6月15日前後   講習会修了+試験合格。

7月 3日前後    4アマ従免が届く。
翌日         TSS株式会社保証事業部(以下、TSS)に無線機の保証の電子申請。

8月上旬       保証の進行状況について、TSSにEメール送付するも返事なし。

8月下旬       保証の進行状況について、今度はTSSに電話で問合せ。担当者不在とのことだったが、折り返し連絡をいただけるように電話番号等を伝える。→その日の夜に保証認定予定日の通知のEメールがTSSから届く。電子申請で間違っていた箇所はTSS側で修正を入れていただいた(総務省に申請する時の支払い方法が未記入だったのと、電波型式F3Eの変調方式について「上記以外の周波数変調」を選択するようにとのこと)。

9月3日前後     9月1日にTSSから保証完了のEメールと添付でPDFファイルが送られてきた。このPDFファイルを電子申請時に送信機系統図と一緒に添付して総務省 関東総合通信局(以下、関東通信局)に電子申請。

9月12日前後    関東通信局に申請が受付られて審査開始に伴い申請手数料納付のお知らせのEメールが届いた。

同日         申請手数料はペイジーPay-easy)に対応したネットバンキングから支払えるとのことで、電子申請の手数料2900円を支払う。局免の送付方法はこちらから封筒を送る方式ではなく宅配便で委託業者から着払いで送ってもらう方式を選択(到着時にその場で支払う方式)。

9月21日      「審査完了」の表示が関東通信局のサイトに表示される。

9月23日      郵便にて無線局免許状と無線局免許証票が着払い(520円、現金のみ)で配達完了。 



合計3ヶ月半ほど。

今回、初めての開局申請なのに中国製の無線機を個人輸入して、改造して申請しているのでなおさら審査に時間がかかっている可能性があります。

Baofeng(宝锋) UV-5REを選択した理由は、「安い」(強調)+中身が同じ機種であるUV-5Rでの保証認定の実績が豊富なことです。

UV-5REはUV-5Rの改良版でフロント部分がステンレス板で補強されています。
違いはその程度で改造のために分解(Teardown)すると、基板にはUV-5Rの表示があります。

価格は非常に重要で、主に狩猟に使う予定なので、山でぶつけたり落としたりで壊す可能性がかなりあるので、そこに1台3万円の日本のメーカの機種は使いづらいということがあります。
UV-5REはAliexpressを通しても送料込みで1台2800円(25USドル前後)ほど。

ちなみに、UV-9Rなどの恐らく内部の基板は共通で防水の端末もありますが、防水シールは接着したりなどしてそうなのでリスクを考えて買いませんでした。

UV-5REの改造については、ネットに豊富に出ている情報からUV-5Rなどと同じ、専用シリアル通信ケーブルおよび専用ソフトで日本の規制に合うように設定した後に、回路図と照らし合わせてシリアル通信ができなくなるように抵抗を外すなどの方法で回路をカットする手法を使いました。





画像をクリックすると大きいサイズで表示されますが、このドライバーの軸の6角部分が直径4mmくらいですから、抵抗は1mm x 0.5mmくらいかと思います。
 ドライバーの十字の先にある黒が銀色でサンドイッチされているように見えるのが外した抵抗です。モザイクは人差し指と親指の先です。