とあるハンターの外部記憶

かりびと見習い。釣り人的な。

今猟期の交々(2022年2月)

2021年度(11月〜2月)の今期は狩猟者登録して初めて下見すら行けなかった。

猟期全般で何かとあり…交代で子供を家で見ないととかその他いろいろ(新型コロナの影響で身内の支援も使えず)。今もそうであるが。

都内から往復数時間未満で帰ってこれる狩猟前射撃練習とスコープ調整まではなんとか。

前期を教訓に、猟期末期にまたコロナ蔓延で行けなくなることも想定し、前猟期分の弾処理も先手を打って万全、狩猟装備準備と点検も万全、狩猟に行けそう!…と、夜中に子供が吐いたり徹夜で布団洗ったり看病したり家事したり(ニュースにはあまり出ないが、小児科系ではコロナ以外もいろいろ流行ってたので)。

まあこういうものとは納得しつつ…(この点々に少し気持ちが詰まってる)。

猟で扱うモノがモノなので、心身的にも無理して判断力が鈍ったり事故を起こす方がまずいので、体調が万全な時以外は行かないと決めている。

比較的…外国に住んだ時の国籍並みにかなり連帯責任なこの界隈は、事故一件で大勢の人に迷惑かけるので。
(前述のアレコレでそもそも睡眠時間や体調が万全な事があまりなかったが…)

育児してると狩猟や鉄砲を辞める人もいるのは、こういうのもあると思う。
まあ、細々とでも続けたい。

来期もコロナが流行るようなら、また別の時間の作り方や手法を試したい。

ここにメモっておく。

緑色レーザのレーザボアサイター(2022年1月)

Aliexpressで買ったCR2リチウムイオン電池を使うタイプの緑色レーザーボアサイターの塩梅が良かった。

耐久性がどのくらいあるかはわからないが、何しろ安いので・・。

 

s.click.aliexpress.com

 

これ、このリンク先のタイプ。Aliexpressでよく売られている形。

ただ、ネックは12番用のアダプターが付属しないこと。

アダプターはネジで固定するだけっぽいので、12番用は3Dプリンタで自分で作る前提で注文。

 

今まではSightMarkの12番装弾型の赤色レーザーボアサイターを使っていたが、射撃場の中が寒かったりで電池が弱ると50m先の的では、いまいちレーザーの出力も下がって見づらかったり、LR44電池を3個使うのだけど、ON/OFFスイッチもついてなくて少し使いにくく、電池の持ちもあまりよくない。こまごまとしたところで使い勝手が悪い。

 

ただ、装弾型にもメリットはあって実弾の代わりに装填して使うため、銃身内に異物を残したまま誤って発砲する可能性が皆無であり安全性は高い。

本当はこの装弾型タイプでもう少し高出力のものがあるといいのだけど、サイズ的にも厳しいよね、たぶん。

 

一方、銃口挿入型レーザボアサイターのメリットは、1つあれば様々な口径に対応できること。アダプターを自作すれば日本でよく使われる20番と12番の散弾銃に対応できるし、将来、ライフルを所持してもそのまま使える。

デメリットは銃口に挿入して使うので、万一挿入したまま忘れて発砲すると事故になりかねないこと。

それぞれメリット・デメリットがあるので使い分けたらいいかなと思う。

 

さて、新しく買った銃口挿入型レーザボアサイターだが、電池もCR2リチウムイオン充電池が使えてボタンのオン/オフのスイッチもついている。とても便利になった。

(CR2充電池は当方の手持ちのレーザー測距計と共有できるというメリットもある)

 

銃口挿入型レーザボアサイタの購入時に計画していた通り、3Dプリンタで手持ちの12番のベネリ・スーパーノバで使えるようにアダプタも作った。形状が単純なので、データの作成時間は30分未満くらい。

Windows10とかで無料で使える3D Builderで作成した。

銃身の内径をノギスで図ってそれより僅かに小さく作る感じ。

3D Builderで円柱を置いてサイズをノギスで測ったサイズに変形し、周辺には楕円形型円柱を90度回転などしつつメインの円柱の周りに配置して型抜きしていく。

さらに中心部はレーザボアサイターの細い方の棒の寸法とだいたい同じ円柱と、ネジの外形より少し大きい円柱を2つ作って、メインの円柱の中心部を適当に型抜きするだけ。ここから面取りをやろうとすると3D Builderでは(適当にやるなら可能だけど)面倒くさいので、そういう形状にする場合は別の3Dモデリングソフトを使った方が楽。

円柱の周りに溝を作ることで銃身に抜き差しするときに空気が溝を通るので、アダプタが銃身内に貼り付きにくくなるはず。

付属品と同じ形にしないのは、自作したパーツというのが一目でわかるようにという意味と、3Dプリント品の強度不足を補う意味がある(口径が小さいライフルでは使えない手法かも?)。

 

というわけで、銃口挿入型のレーザーボアサイターに使える12番スムースボアスラッグ銃身用のアダプタのデータをThingiverseにアップロードしたので、使ってみたい方は自己責任でどうぞ。以下のリンクです。

※こちらのデータの使用によって損害があっても当方は一切関知しません。自己責任で使える人のみ使用を許可します。

www.thingiverse.com

 

アダプタの使い方という程のこともないけど、プリントしたら、レーザボアサイタの細い方の棒にこのアダプタの片方を挿して反対側からレーザボアサイター付属のネジでとめるだけ。

 

アダプタのプリント材質は何でもいいけど、当方の場合は、万一、銃口内にカスが残っても影響が出にくいかもしれなくて銃身内部も傷つけず、プリントしたものも欠けたりしにくく適度に柔らかさと摩擦もあるTPUフィラメントで作成した。

 

もし、このアダプタをプリントして使ってみるという人がいるかもしれないので、念のための注意点としては、家庭用3Dプリンターでプリントしたものは素材やプリント不良により比較的欠けたり割れたりしやすいので、アダプタの挿入使用後は銃身内部をよく点検して異物が残っていないか確認して使ってください。

 

銃身がガタガタしてない限りは、レーザボアサイターを使ってスコープのレティクルの中心と合わせてから、銃身を一旦取り外してもそんなに大きくはズレないと思うので、アダプタ使用後は銃身内部は念入りに異物の有無を点検して自己責任で使ってください。

 

ちなみに、今回紹介したレーザボアサイターの付属アダプター固定用のネジは日本ではあまり使わないっぽい  UNC #1(太さ1.8mm)のネジでした。

もちろん付属のネジもそのまま使えるけど、サイズが小さいネジなので失くした時用にモノタロウで追加発注しておいた。

 

 

www.monotaro.com

 

ねじの呼びNo.1 長さ(inch)3/4 山数64 材質ステンレス 十字穴番号0 寸法H(mm)(最大)1.346~1.117 寸法A(mm)(最大)3.606/(最小)3.302 頭部形状ナベ 穴の形状十字穴

というもの。長さ3/4インチ・・・つまり19.05mm。

 

上記アダプタを作成してから、早速、実際に射撃場にもっていって新しいレーザボアサイターを使ってみたけど、50メートル先の的紙をスコープでのぞくと、ばっちり緑色レーザの点が見えた。

結論としてはかなり見やすい。しかも高出力。

 

新しく買ったなどでスコープのゼロインを全くしてない場合は、このレーザの当たってる部分にスコープのレティクルの中心を合わせておけば、実際に的紙に発砲しても見える範囲に当たる・・・はずです。

ちなみに、発砲する前に当たり前だけど、レーザーボアサイターは銃身から取り外してから撃ってください。

万一、挿入したまま発砲したら大事故確実です。

 

レーザーボアサイターでだいたいの照準合わせをしたら、あとは連続して5発ずつくらい撃ってはスコープのエレベーションとウィンデージのダイヤルを回して集弾の中心くらいにレティクルを合わせていく感じで、最終的には総発射数を少なくしつつもスコープ合わせができるはず。

 

(余談ですが、猟銃を所持して最初の頃、何にも知識がないときはレーザーボアサイターを使うだけで一発で照準が合うものだと思ってましたよ、ええ。仕組みがわかれば、そんなわけないだろってなるわけですけど)

 

2回目の経験者講習を受けてきた、技能講習修了証も受領(2021年12月)

※以下、当方の聞き間違いや勘違いが含まれると思いますので参考程度にしてください。※特に法的な部分は記載をうのみにせず、必ず所轄警察署に直に確認してください。
※自分用メモなので、これをきっかけに調べなおす、所轄警察署に確認するなどに使います。


猟期ですが、新型コロナの影響で受けてなかった経験者講習も受けてきました。
少し前に技能講習修了証も警察署にて受領。

指定の持ち物は、
・ボールペン(消せないもの。フリクションNG)

個人的に持って行ったものは、
・講義の内容をメモするノート。
・ハンコ(持ち物持参内容に記載があったので念のため持って行ったが不要だった
・経験者講習の講習修了証を入れるA4ファイル。

講義の内容は全般としては特に前と変わりはなく、事故事例や銃の安全に関する内容を主体に最新の事故事例や法律や規則、規定が変わった場合はその内容を紹介する感じです。
内容は
「猟銃等取扱いの知識と実践」 一般社団法人 全日本指定射撃場協会
という本を基本に講義を受けます。

合間には休憩もあり、ビデオで狩猟や銃の保管について注意を促す内容も見ます。
効果測定も含めて13時より前には終わります。
新型コロナのオミクロン株がでてきましたが、今のところは消毒薬やマスク、換気など感染対策をしつつも前と同じような感じ。
数えてませんが参加者は30人くらいでしょうか。

講義の最後には効果測定(テスト)が一応ありますが、講義を聞いていれば特に問題ない内容です。テストの内容や解答は回収されます。

テストまで終わると、受領証を書いて経験者講習を受けた講習修了証明書がその場でもらえます。

前回との違いは、受領証にハンコがいらないこと。
脱ハンコがここでも。

 

ただ、当日必須の持ち物には「認印」とボールペン(フリクション=消せるボールペンじゃないもの)が書いてあり、一応持っていきましたが・・・。
(当方が行った警察署は所内の自販機もSuicaなどの電子マネーが使えるタイプになってました)


講義を受けた中で、個人的に新しい情報、特に興味がある情報を列記。


1限目:講師は日本ライフル協会の方。

・338ライフルは到達距離が6000mくらい(風にもよる)ので、矢先とバックストップには十分注意する。

・最新のプリチャージ式空気銃は威力が上がっていて、数十メートル先の雉を仕留められるものもある。
最大限に空気をチャージすると弾の到達距離は600~800m(風にもよる)で、競技に使われる火薬を使う22口径ライフルと変わらなくなっており、空気銃とは言え甘く見ないでバックストップや矢先をしっかり確認する。

猟銃等の取り扱い教本には空気銃の到達距離を30m?などと書いてあるものもあるが、昔のシャープなどの古い空気銃の話である。
 (※ここで書く空気銃とは玩具の話ではなく、所持許可が必要な空気銃の話です)

山口県警のサイトにある「猟銃事故ヒヤリ・ハット」のPDFはためになるのでおすすめ。

猟銃事故防止のポイント~「安全狩猟ハンドブック」の活用を!~
https://www.police.pref.yamaguchi.lg.jp/kurashi/page_b001_000129.html

・2021年に北海道で起きたポニーを誤射事故について。
 茶色い大型の動物が自分の方に向かってきたため、ヒグマと誤認して発砲してしまったようだ。この誤射の10日前には同じく北海道でハンターがヒグマに襲われて死亡する事故があった(ので、心理的影響も?)。

・2021年オリパラでは、日本ライフル協会から非常勤職員として派遣されたメンバーが日本国内に持ち込まれる選手の銃(拳銃含む)を数百丁(500~800)を調べる仕事をした。やることは銃検などと同じ、銃種や製造番号その他を検査、記録等。

・今年は刃物狩りが強化されている。東京だけで年間2千件の検挙数。万一、検挙されると所持許可を失うので注意する。


2限目、3限目:講師は警察の生安の方。

・警視庁の犯罪情勢としては、コロナの影響かストーカー、DV、児童虐待が増えている。児童虐待については暴力や性的なものなど身体的な虐待以外にも子供の発育に著しく影響があると認められる心理的虐待も含まれ、これにより検挙された場合も所持許可は失う。

 

・「標的用」ライフル銃、同空気銃の銃身長が変更になっている。
 ライフル銃89.3cm以上、空気銃79.9cm以上(標的射撃用)。
 詳細は、銃刀法第5条3項、政令第9条、内閣府令第19条など。

参考:
銃砲刀剣類所持等取締法施行規則(昭和三十三年総理府令第十六号)
施行日: 令和三年九月十五日(令和三年内閣府令第五十一号による改正)
https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=333M50000002016

 

講義後に質問などもできました。

 

だいたいこんな感じでスムーズに完了。

これで、所持許可更新も万全。

ガンロッカーの中の整理グッズ的なもの(2021年12月)

うちは所轄警察署の指導により、銃は重要部品は外して別保管した状態で分解して保管してるのだけど、既存のKSKなどの有名どころのガンロッカーは銃を組み立てた状態で立てかけるつくりになってるので、銃身と機関部がバラバラに立てかける感じでごちゃごちゃしていた。

 

今回、双11(中国の独身の日)のセールをしてた時にAliexpressから買ってみたものと手持ちのものを組み合わせて、がんロッカー整理用グッズを組み立ててみた。

 

Aliexpressで買ったのはこれ。

s.click.aliexpress.com

 

黒いパーツは銃などを挟む腕の部分は金属棒にウレタン的な柔らかいものが巻いてあり、根元の本来はネジ止めする部分はABS的な樹脂。

 

作ったのはこんなの。

f:id:xrhunter:20211203090548j:plain

銃架的なパーツ

f:id:xrhunter:20211203090629j:plain

銃架的なパーツ(下側)

 

下にネジ止めしてあるのは、廃棄する予定のWestern DIgitalの3.5インチ500GB、1GBのHDDから外したもので、HDDの読み書き用磁気ヘッドを動かすために根元についてるパーツ。

 

強力なネオジム磁石が使われていて、指を間に入れても磁力を感じるくらい吸着力が強い(金属に近づけると文字通り飛んでいくので、指を挟んでケガしないように注意)。

磁石と板は貼りついていて、簡単にははがれない。

黒いパーツにつける前も黒いパーツ側へはくっつかず、2枚目の写真に見えてる弓の字の小さい磁石部分のみがんロッカーの鉄板に張り付くので、銃が帯磁する心配もないかなぁ・・・(自己責任)という感じ。

 

使用しているネジは磁石の厚みより頭部分が薄い「超低頭M4x20ステンレスネジ 」(黒いパーツの穴自体はM5ネジが入る。手持ちだったので使ったけど、M4x25の方がよさげ。長さが足りなくてワッシャーもあったのに付けられなかった・・・)とM4ステンレスナット。

どちらもモノタロウとかでネットで買える。ネオジム磁石にはくっつかない。

 

磁石+金属パーツ部分は、先日、人から頼まれて30個ちょいも分解廃棄したので、たくさん出てきた。

HDDからは、この平たいタイプと枠がついたもので1セットずつ取れる。

Seagateの3.5インチ1GBも分解したがWestern Digitalのものよりネオジム磁石が薄かったので、Western Digitalのやつの方がよさげ。

2.5インチHDDだとこんなに大きいのは入ってない。

 

モノタロウでもネジ穴付きネオジム磁石が売っており、最初はそちらを買って使おうと思ったが、HDDから外した方が強力そうだったのでこちらを使用した。

 

あとは、ガンロッカー内のお好きな場所に張り付けて、銃身や機関部を挟んで立てかけるだけ。銃が変わっても簡単に場所を変えられる。

ガンロッカーを挟んで外側のものがくっつかないように、うちではすべて壁に面した側に張り付けてる。

あとは、注意点というほどでもないが、ネオジムは摂氏80度以上になると磁力が弱まって復活しないらしいので、そこだけ注意かも(ふつうは温めない)。

 

子供が風邪をひいたり(新型コロナではなく)なんやらで、なかなか出猟するタイミングがないのでこういうメモでお茶を濁す

狩猟者登録証等を受け取ってきた(2021年11月)

今季も登録はしてるので、狩猟者登録証や記章、そして火薬類の無許可譲受許可証等も受け取ってきた。

子供が風邪ひいたり、親にもうつったりでなかなか受け取りに行けず。

技能講習修了証もまだ受け取っていない…。


猟期前射撃練習も終わってるし、猟期は始まってるので、ボチボチ準備して行けるといいのだが。
スコープのゼロインもいかないと。

どちらにしても狩猟解禁日と直後の休日に行かないようにはしてる。

ええ、シカやらがスレ出した頃に行くんです…。

Aliexpressの双11セール。リロード用品が出てたが・・・(2021年11月)

中国の独身の日(双11)のセールで何か買おうかなぁと、検索していたらら、

Aliexpressでリロード関連用品とかが売られるようになったのね。

 

たぶん中国側の規制もあって、銃器関連(実銃関連)の特に金属的かつメカニカル的なものとかリロード関連とかはAliexpressもタオバオとかでもあまり扱いがなかった気がする。

エアガンで使うグッズ(玩具)としてなら売れるっぽく、エアガンでも使えそうなものとしてならば、以前から販売されていたけど。

 

解禁されたのか、お目こぼしか、例外かはわからないけど、いつから出てるのかはわからない。何年か前はなかった。

特に安いわけではないのだが、日本に送ってくれやすいという点ではメリットはあるのかも?

例えば以下のようなもの。以下2つはトルコから送ってくるっぽい。

本当に送ってくれるのかどうかは?(Aliexpressの場合、もし送ってくれなくても受け取り確認を放置したりしない限りは相手にお金が渡ることはないけど)。

 

こちらはありがちなリロード用のやつ。

s.click.aliexpress.com

 

こちらは、モータ駆動の電動・・・らしい。トルコなのでたぶん220Vか。

s.click.aliexpress.com

 

商品の詳しい説明があまりないのだけど、英語は得意ではなさそう。

商品写真に印字または刻印されている文字から調べたらトルコ文字で、どうやらトルコの会社っぽい。

 

ÖREN ÇELİK

https://www.orencelik.com/

 

(中国から見て)海外から出店してるのかな。標準設定では日本からは商品すら表示されないロシアのリロード用品屋さん(Aliexpressのお店ページだが日本からだと商品一覧は見れない。ただ、お店をMy Favorite Storesに入れてからだと一部が垣間見れるので、いろいろ売ってはいる模様)とかもお店を出してる風。ロシアのIPアドレスからなら見れるのかも...。

 

ちなみに、トルコも鉄砲は作っていて日本でもトルコ製の猟銃は売られている(クリックorタップでGoogle検索の結果)。使ったことはないので品質は不明。

 

7万円が700円くらいの価値観のお金持ちの方々、お試しください。

 

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2021/11/14追記:

セールは終わったけど、リロード用品ではなくちょっと気になったものがあり、メモ。

スコープの横や上につけられなくもないサイズのレーザレンジファインダー(測距計)

s.click.aliexpress.com

 

サイズは8.3 x 3.9 x 5.8 (cm)。
重さは223g。
600~700m先まで測れる模様。

電池は3VのCR2。
昔はフィルムカメラ用として売られていたリチウム電池サイズだが、3Vリチウム電池だが、今は充電可能なこの形のリチウムイオン充電池もあり、手持ちのレーザレンジファインダでも使っている。

距離測定はケーブルのボタンを押してやるみたいだが、距離や角度等の表示は液晶にデジタル表示。


1つ難点はターゲッティングが上部の照星でやるっぽい。
もう1つ気になる点は射撃用途っぽく売られているが射撃のリコイル(12番とか)に耐えられるのか?という点。無理そうな気はするが・・・。

 

リコイルでズレないという前提だけど、予めスコープと一緒にゼロインしておいたら、目標付近までの距離を出せるかどうか・・・ただ、木がいっぱい生えてるとかだと厳しそう・・・うーん、ロマン枠だな。

 

そもそもスコープと同じズームが乗って液晶で対象にターゲッティングされてるかわかると面白いな・・・いや、スコープのレティクルで計算して距離を測れよって話もあるけど。

いろいろと行けそうで、よく考えるといろいろと行けてなさそうなコンセプトだが、ちょっと興味がある。

 

で、これを知ってから、ネットで調べたら、
世の中、考えることは同じで、すでに何年も前からレンジファインダが搭載されているスコープもあるんですね。知らんかった。

 

Burris Eliminator IV LaserScope 4-16x50mm 
https://www.burrisoptics.com/scopes/laser-range-finding-eliminator-laserscope
MSRP(希望小売価格的なもの): $2,039

 

ただ、こちらもよく考えると自分のスタイルでは距離を測るボタンを押す暇がないかもとも思った。電池の持ちを考えるとこういう風になるのは全く理解できるが。

 

対象に気づかれずに遠くからライフルで狙うならありなのか。

でもそのくらい余裕があるとレーザレンジファインダで見たほうが楽かもとか考えたりもした。

 

これが電池とかに革命が起きて、対象をレティクルにとらえると自動で距離が表示されつつ、設定した装弾と銃でのドロップも計算して、さらにどのくらい上を狙えばいいかとかわかるといいなと。

今のところ、The Hunter とかの弓の照準みたいな(ボタン1つでどのくらい上を狙えばいいか教えてくれる)ゲームの世界だけど、たぶん。

 

今でもリアルでもスマホに使われてる各種ハードウェア、ソフトウェアの技術を使えば、技術的には可能だけど、重さとか電池とかお値段とかを考えると商業的には需要ないよね。

最初はハイエンド製品になるだろうから、さらに光学系も質が高くないといけないし。

 

妄想すると、銃器メーカとコラボすれば、バッテリは銃床に収納できるしなぁ・・・電源問題は解決できそう・・・うちベネリ・スーパーノバは銃床の中はガラガラなのでウエイトバランスも兼ねたスマホのバッテリの2つや3つ分くらいは、いや画面が無かったらスマホが入るし・・・リコイル考えたら、ちとリチウムイオン電池は怖いけど、そこはG-Shock的な技術で解決はできそう?・・・でもスコープ壊れたら交換できるように、接続インタフェースは標準化して・・・妄想捗る。50年くらい、いや永遠に無理かもしれんけど。

技能講習を受けてきた(2021年10月)

というわけで、通算2回目の技能講習を受けてきた。

 

必要な持ち物は、

・技能講習通知書(必須)

・猟銃空気銃所持許可証

・自分の猟銃

・装弾

・射撃の時に使うイヤーマフや耳栓、射撃ベスト、帽子、グローブ、ゴーグルなど各自の必要装備。

・射撃場で弾を買う人は、猟銃等火薬類譲受許可証と弾代などの現金も。

 

だけでした。

 

所轄警察署からもらったチラシには当日の持ち物として適合装弾75発(射撃場により撃って良い弾の種類は決まっている)とあったが、技能講習で実際に使ったのは前回受講時と同じく25発。

ただ、不発や1発も当たらなかった場合に備えて自分の腕前に合わせて必要数は持ってきた方がいいと思います。経験者で25発中で1発も当たらないというのはまず無いとは思いますが・・・。

 

講習自体は、首都圏はまだ新型コロナの緊急事態宣言が解除されたばかりということで、すぐに通常モードというわけではなく、自分が受けた射撃場は講習を受ける場所もほぼ屋外(屋根はある)で、他の方が練習する鉄砲の射撃音の中で受けるという感じでした。

 

地域によるけれど、例え建物の中に入ってもまだまだ感染対策で窓も屋外に続くドアも比較的開放状態であり、新型コロナの各影響が残っている状態で、かつ、冬に技能講習を受ける人は通常よりも防寒対策はしっかりしていった方がいいかも。

 

今回、技能講習に参加してた方々は(当方を除いて)普段からクレー射撃に来てる人であり、銃口の向きなど銃の扱いがしっかりしてる方々だったということもあり、明らかにまずそうな方はいませんでした。

 

たぶん、参加者の中では当方が最もクレー射撃がご無沙汰だった人かも(スラッグは撃ってるけど)。

ちなみに、受付時に技能講習の射撃技能部分はスキートかトラップかは選べました。

当方はスキートしか知らないのでスキートです。トラップを選んでる方もいました。

 

というわけで、技能講習は所作を注意される人は皆無であり、皆さん慣れてて、順番の入れ替わりも超速であり、ものすごくスムーズに撃ち終わり、あっという間につつがなく終了。今回は1、2、3、6、7番で交代で3発ずつ撃ち、残った弾は7番で全部撃ち切る感じでした。

 

これで、技能講習の講習修了証明書が出てきたら所轄警察署に取りに行くだけです。

次は経験者講習を受ければ、あとは精神面に問題がないか病院で診断書をもらったり、必要書類を揃えれば所持許可の更新や銃の追加なども可能になります。

 

前回は技能講習終了後はすぐに帰宅したけど、今回は弾の消費と猟期前射撃練習も兼ねて、別途お金を払って追加で射撃も少ししてきました。

夕方まで撃ちたかったけど、道路が混む前に早めに切り上げ。

 

撃っているうちに段々とクレー射撃の感覚を思い出してきたけど、結果は散々。

初めて実射で8番も撃った(・・・ええ、そのレベルです、ええ。VRクレー射撃だとたくさん撃ってますけど....)。

久しぶりのスキートで練習不足を痛感しました。

 

他のどうでもいい感想としては、久しぶりの24グラム9号散弾の音と衝撃のマイルドさを実感。クッションがあっても脳みそが震える感じのスラッグばかり撃ってたので尚更。

あと、普段、育児で子供と荷物を片手で抱えること(抱えざるを得ないこと)が多々あって腕と胸の筋肉(腹にも脂)がついたせいで、射撃ベストが小さくなってた。ワンサイズ大きいのを買わないと、という感じに。

家で着てみた時も窮屈だったが、当日はさらに少し寒さ対策もしたのでなおさら。

特に肩と首回りにも筋肉がついて、胸囲も3cm以上増えたので、なんかパツパツに。

おかげでクレーの時の射撃フォームもなんか変わったというか窮屈になった気がする。

子供と一緒にすくすくと成長してます。