とあるハンターの外部記憶

かりびと見習い。釣り人的な。

スキート射撃(クレー射撃)で初心者が最初に練習すること(2017年2月)

もう1つ前の記事にも書きましたが、結論から書くと、最初は7番射台(以下、7番)で1発ずつ装填して、マークから出るクレーをひたすら撃ちます。

7番からセンターポールを見た時に自分の右側のクレー発射機の穴から出てくる皿(クレー)を撃つ練習です。

7番から見ると、マークから出るクレーは殆どセンターポールという棒が立っている方に向かって真っすぐに飛んでいくように見えますから、それを狙って当てます。

手順としては
1.射台に立つ
2.腋の下に銃床をしっかり挟んで銃を押さえ、弾を1発だけ装填して、銃身の方を持ち上げて閉鎖する(射撃場での場合)。
3.銃をセンターポールの方向に構える(挙銃=きょじゅう)。
4.大きな声で「はい!」「はっ!」などと声をかけるとクレーが出るので、それを狙って撃つ。
5.上下二連なら銃を折って薬莢を出し(排莢)、脱砲を確認(弾が入ってないか確認)6.他人に銃口を絶対に向けないようにして射台から出て移動し、順番待ちの人がいる場合はその後ろの順番の位置に回って待機。

という感じです。初心者なので、クレーが出てから挙銃するという一般のルールはまだ難しいので、挙銃した状態でクレーを出してもらいます。

2は暴発対策です。腰骨に床尾板(銃床の後端の板)を当てて銃口を少し水平より上に向けて支えつつ装填すると良いという話もあり、やりやすい方でいいのではないでしょうか。

以前の記事でも書いていますが、最初は撃つことそのものよりも、銃の安全な取り扱いに重点を置いた方がいいと思います。

そうでないと他の方も自分も危険にさらしたり、他の方に嫌な思いをさせることになります。
私も当たる当たらないより、銃の取り扱いの方にずっと集中しています。
とにかく安全第一です。

他にも当然ながら同じ日、同じ時間帯に練習に来てる人がいらっしゃる場合もありますので、スキートのルールで1~8番の射台を廻って練習している他の方々の合間に7番に立たせてもらって、25発ぶっ通しで撃っています。

他に待っている人がいなければ、別に50発でも100発でもプーラーさんと相談して撃っていいとは思いますが(その方が射撃場も儲かるわけでして・・・)、私はまだ体力と腕力と集中力が無理でした。腕が筋肉痛です。

私のような初心者が複数いる時は10発ずつくらいで交代して撃っています。
どういう風に撃つかはクレーを発射するプーラーの方が指示してくれましたので、当日の状況によって聞いてみましょう。

そこで射撃姿勢や重心などを覚えていく感じです。
私は体力がないので、50発くらい撃つと疲れてしまって50発だけ撃っていました。

プーラーさんに聞くと、皆さんはだいたい100発(25x4R)は撃っていくそうですが、頑張って75発も撃つと、まだ腕がプルプルして集中力も落ちます。
体力がある人は100発以上撃ってます。

余談ですが、最初なので、この「いろいろと教えていただく」というのもあって、弾は銃砲店やネット通販より少し高いのですが、射撃場で買うようにしています(計算すると、近くのお店で買うより50発あたりで900円弱高くなる)。

ちなみに、私も事前にネットで調べてみたのですが、どうやって練習していくか、いまいちよくわからなかったので、何もわからないままに初射撃にも行き、プーラーさんに相談して聞きました。
7番のマークから出る皿が25発中8割くらい当たるようになると、次は同じく7番ままでプール(7番から見て斜め向かい)から出るクレーを撃つ練習をします。

7番に立ってプールから出る皿を撃つのは、マークから出る皿を撃つより難しいです。
クレーの速度と移動方向、発射された散弾がさらに届くまでの時間を考えての偏差射撃が必要になってきます。

あと、7番に立ってプールから出たクレーを撃つと、弾が当たった場合には皿の破片が飛んできますので(本当に自分の方に普通に飛んできます)、対飛来物用の安全メガネや専用のシューティンググラスをして、ツバ付きの野球帽的なものも被った方がいいでしょう。

これでだんだんと当たるようになって、射台を移して行って、挙銃して撃つ練習もして、最後はルールに沿って撃てるようになる感じかなと思います。
最初に基礎練習をしっかりやると後々、上達しやすいのかなと思います。

家でも挙銃練習をするといいよと言われたので、やってみています。

ベテランの方から聞いた話として、25発より2-3発多めに、射撃用ベストの別のポケットに入れておくといいよ、と言われました。

理由は確か、クレーが割れて出てきてしまったり、不発の時などに待たせてる人に迷惑をかけずに済むということだったと思います。